ゲーム系

プロが認める環境で、初心者から
ゲームクリエイターをめざす

ゲーム制作には、実際に制作していくことでしか学べない技術があります。
OICでは個人・グループでの演習を多く配置し、つくりながらゲーム特有の技術を身につけていきます。
日本ゲーム大賞アマチュア部門2年連続入選など、業界からの評価は定着しています。
即戦力のゲームクリエイターをめざし、ゲームプログラム系、ゲームデザイン系の2分野にわかれて専門技能を磨きます。

Points

初心者でも安心
基礎重視のカリキュラムを用意

OICには初めてゲーム制作を学ぶ人を想定したカリキュラムが組まれています。プログラム系は、プログラミングの基礎を、デザイン系はデッサンや、キャラクタ—デザインなどを徹底的に学ぶことで基礎を固めます。2年次には2Dゲーム、3年次は3Dゲームを創れるレベルに到達します。

実際につくりながら
着実にレベルアップ

ゲームには、実際につくることでしか学べないスキルがあります。だからOICは実践重視。簡単なゲームから徐々に本格的な2D・3Dゲーム、そしてネットワークやコンシューマーという高度なゲームにもチャレンジ。つくりながら、着実にレベルアップしていきます。

ゲームを学ぶに適した
開発環境だから思う存分作れる

OICのゲーム開発環境は、ゲーム開発会社がオリジナルで提供しているので、ゲームを思う存分作れます。また、VR開発環境や、Maya®、3dsMax®、Zbrush、Adobe®社の各グラフィックソフト最新バージョンを導入し、ゲーム開発に最適な環境を整えています。

めざす資格

  • 応用情報技術者試験
  • 基本情報技術者試験
  • マイクロソフトオフィススペシャリスト検定(Word、Excel、Access)
  • CGクリエイター検定
  • 色彩検定
  • マルチメディア検定
  • Webデザイナー検定
  • 画像処理エンジニア検定 など

めざす職業

  • ゲームプログラマー
  • ゲームプランナー
  • エンジンプログラマー
  • テクニカルアーティスト
  • ツールプログラマー
  • シェーダープログラマー
  • ネットワークプログラマー
  • システムエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • ゲームCGデザイナー
  • ゲームグラフィッカー
  • 3DCGモデラー
  • 2DCGアニメーター
  • モーションデザイナー
  • エフェクター
  • ユーザーインターフェイスデザイナー
  • シーンデザイナー
  • レベルデザイナー
  • キャラクターデザイナー など

Special Feature

初心者を前提とした開発環境とオリジナルテキスト。

OICのゲーム開発環境は、ゲームプログラミングにふれたことのない学生のため、ゲーム開発会社と共同で構築されたもの。授業で使う教科書は、この開発環境に即したOICのオリジナルテキストです。カリキュラムも一般的なゲーム教育とは異なる編成になっており、初心者でも実践と並行して理論や知識を身につけられる方法を採用しています。

Program

業界人の視点を開発環境にフィードバック。

ゲーム開発環境は、どんどん進化しています。業界人が講師を務めるOICでは、環境の変化に即応した最新の知識を伝えるとともに、ライブラリーも常に更新。業界人の視点を教育にフィードバックする体制を整えています。また、就職後、その会社独自の環境や機種にも柔軟に適応できる対応力も身につけられるよう考慮しています。

カリキュラム

グループ制作

CGデザイナー、プランナーとともにチームを組み企画から実装までを経験。ゲーム開発技術に加え、業界で必須のコミュニケーション力や提案力を身につけます。

クリエイティブワーク

通常の授業では学ばない、VRやコンシューマ、スマホなどのゲーム開発にチャレンジ。学生個々のテーマに沿った作品制作を行うことで、応用力を高めます。

企業ニーズを知っているOICだから学べる「モーションデザイン」の技術。

モーションデザイナーとは、3Dのモデルにアニメーションをつけるクリエイターで、ゲーム業界では3Dアニメーターとも呼ばれます。3Dのキャラクターを自在に動かすモーションデザイナーは、いま注目の的。人材が少なく、この技術を身につければ就職に直結するからです。OICでは、基礎からこの技術を習得できる教育プログラムを用意しています。

Design

リギングとアニメーションの両方を学べるという強み。

モーションデザインを担当する教員は、格闘ゲームやアクションゲームを数多く手がけてきた業界人。人体の構造と矛盾することなく、格闘シーンの激しい動作や“決めポーズ”のつくり方も身につけることができます。OICの教育のポイントは、リギングとアニメーションの両方を習得できるカリキュラムがあることです。

モーションデザインとは?

3Dのアニメーションを作成するためには、2Dとはまったく異なる作業プロセスを学ぶ必要があります。OICでは、モデリング、リギング、アニメーションという一連の流れをすべて学習。この能力こそが、いま企業から求められているのです。

MODELING

3DCGソフトを使って、キャラクターの原型を造形。新しい立体の世界を創造します。ゲーム上で動かすことを想定したつくり込みをする必要があります。

RIGGING

キャラクターをリアルに動かすためのリグ(ポイント)を付ける作業。自動ソフトに依存せず手動で行う技術をマスターすることで、多様なキャラクターに対応する能力を磨きます。

ANIMATION

最終的な動きをつける作業です。モーションデザイナーがキャラクターの自然かつ効果的な動作をつくるうえで、前工程のリギングの知識を身につけていることが重要になります。

アニメーションは
人体の仕組みを知ることから。

たとえば、腕を曲げる、走る、飛び跳ねるといった動作を自然なものにするためには、筋肉や骨格など人体の構造を知る必要があります。そこでOICでは対象物を正確に把握するデッサンだけではなく、解剖学の授業も取り入れています。このように基礎からしっかり学ぶことで、3D上のさまざまなポージングに対応できる知識を身につけます。

カリキュラム

デッサン

対象物の形状、陰影、素材感、立体感、画面構成、さらには空間全体を捉え、描写できる能力を習得。モチーフに対する観察力と、表現力を磨くことで3DCGを造形していく基礎的な素養を養っていきます。

ゲームキャラクターデザイン

新しい世界観を構築できるキャラクター制作の基礎を習得。さまざまなアングル、構成に対応できる作画技術を身につけるとともに、人間、四足動物、鳥類の解剖学も学び、多彩なキャラクターを創造する基礎を養います。

ゲームCGデザイン

ゲームのCGデザインではイラスト作品として完結するものとは違い、ゲーム性を意識したデザインを行う必要があります。ゲームに関するさまざまなデザインを通して、ゲームを創るために必要な技術を習得していきます。

ゲームオブジェ制作/3DCG総合演習

実際のゲームに使われるモデル制作から、リギング、モーションデザインまでを行い、ムービーを完成させます。実機用のリアルなモデリングを制作できるまでのハイレベルな技術を身につけ、就職に備えます。