NII-日本情報産業株式会社
新聞製作システムの監視を通じて
新聞づくりに貢献する仕事
西日本支社 システム部 チームリーダー 大阪府立藤井寺高等学校 出身
ネットワークシステムコース 2016年3月卒業
システムの不具合や
エラーに迅速に対処する
新聞製作において欠かせないIT技術。私は運用エンジニアとして、日々稼働する新聞製作システムの監視業務に就いています。システムが正常に動いているかを常に監視し、不具合が発生したときは迅速に対処して新聞づくりを止めないようにサポートします。急なシステムの不具合だけでなく、例えば記者さんが送稿してきた文字データや画像データが仕様と異なっている場合、システムがエラーを検知します。それを正しいデータにして再送いただくように依頼するのも我々の仕事です。朝刊・夕刊ともに印刷工場へデータを送る時間は決められています。時間内に無事データが入稿されるまでは、やはり気は抜けません。また、新聞製作の状況は世の中の出来事に左右されます。注目度の高い野球の甲子園大会や国際的なスポーツイベントなどの開催期間中は、ギリギリまで記事の更新が入ります。そのような時期は、普段以上の緊張感を持って業務にあたっています。
運用エンジニアがいなければシステムは動きません。新聞の製作には膨大な人がかかわっていますが、そこにシステム面から貢献できることは仕事上の喜びといえます。また、運用の視点は開発に活かされることもあり、ときにはシステム改修時に我々の目線から改善を提言。その声が反映されたときもやりがいを感じます。
チーム全員で仕事を
楽しんでいきたい
この仕事はお客様とのコミュニケーションを図る場面が頻繁に生じます。OICでは、社会に出る前にその力を伸ばす経験ができました。仲間とともに開発に取り組んだ卒業制作では、リーダーを務めたことでチーム運営のさまざまな調整役を経験。そこでコミュニケーション力を一段と高めることができました。
最近、会社で新しい役割を担うようになりました。監視チームのリーダーという職務です。メンバーを引っ張る立場になったのですが、私がめざしているのはみんなが楽しく仕事できる環境をつくること。新聞製作システムの安全な運行に貢献するという仕事を、メンバーと一緒に楽しんでいきたいと思います。