NII-日本情報産業株式会社
メンテナンス部品の的確な供給を
可能にするシステムを開発・保守
西日本支社 システム部 第三システム課 徳島県立小松島西高等学校 出身
ゲームプログラマー専攻 2022年3月卒業
プロジェクトの立ち上げと
同時に現在のチームへ
自動車メーカーは車を販売した後も、車検や修理のために継続的に部品を供給しています。部品がなければ車は動きませんので、メンテナンスパーツの的確な提供は、車社会の根幹をなすほど重要な仕事です。当社のシステムはその仕組みを支えており、私は大手自動車メーカーの部品センターに導入されている基幹システムの開発・保守を担当しています。膨大な数に及ぶ部品やカー用品の在庫管理、仕入れ管理を行うこのシステムによって、必要なパーツが部品センターから修理工場へ迅速に供給されることを可能にしています。
現在の業務を担当することになったのは入社して約半年後。基幹システムのOS更改というプロジェクトが立ち上がったタイミングでメンバーに加わりました。新しいOSへの載せ替えは実に大変な作業であり、しかも短期間でやり遂げる必要があります。テストでエラーを発見し、さらに原因の特定と修正を繰り返すという地道な作業ですが、エラーを解決できたときのうれしさは格別です。結果、プロジェクトは予想以上にスムーズに完了し、上司からは「中心的存在として活躍してくれた。松本くんがいなければ、成功しなかった」という非常にありがたい言葉をいただきました。
いずれはプロジェクトを
率いるリーダーをめざす
学生時代に培ったITの基礎知識は今、十分に活きていますが、それ以上にOICで学んで良かったと思うのは、チーム開発でコミュニケーション力を磨いたり、先生に質問する前に自分で可能な限り調べるという習慣を身につけたりできたことです。当然ながら社会では勉強の連続。そこで求められる先輩に対する「質問力」の素地を培えたのがOICでした。
間もなく新しい担当業務が加わります。複数のパーツを一括で認識できるRFIDタグと連動した倉庫管理システムの仕事です。部品の在庫管理や仕入れ管理とはまた別の側面から、車社会の支えになりたいと思います。こうして一つずつ新しい仕事を学びながらステップアップし、いずれはリーダーとしてプロジェクトを率いる。それが現在の目標です。