株式会社FIS(エフアイエス)
医療現場の業務をITの力で支える仕事
めざすは業界知識に精通した技術者
プロダクトソリューショングループ 大阪府立牧野高等学校 出身
ゲームプログラマー専攻 2024年4月卒業
健康診断の複雑な業務を
一元的に管理するシステム
当社が手掛けるビジネスの核は、医療現場における業務の効率化をITの力で支えることです。例えば、企業や学校などで行われている健康診断。健診を運営するためには、医師や看護師ら現場スタッフのスケジューリング、健診車や健診に応じた機器の手配など、多岐にわたる管理業務が必要となります。当社の主力製品の一つである「巡回健診スケジュールシステム」はそれら複雑な業務の一元的な管理を可能にし、大幅な健診の効率化に寄与しています。私は現在、そのスケジュールシステムの更新を担当するとともに、近く製品化を予定している健診予約システムの開発にも携わっています。
この仕事に従事するうえで不可欠なのが業界知識。実際、医療現場の事情に通じたエンジニアがシステムを開発していることは当社の強みです。私も業界に精通したエンジニアになることをめざし、入社前のインターンシップの段階から業界知識に関するレクチャーを受けています。そして、今後は定期的に現場へ足を運びながら学んでいくことになります。現場に出たときは“エンジニア目線”でしっかりと業務を観察し、ベスト・ソリューションの提案につなげていきたいと考えています。
OICの「チーム開発」で
学んだ情報共有の大切さ
OICでの学びを振り返って、経験しておいて良かったと感じるのが「チーム開発」です。それは成功体験としてではなく、コミュニケーションにとても苦労したこと。だからこそ、その大切さをより実感できるようになりました。当社でも開発はもちろんチームで行いますので、情報共有には常に気を配るように心掛けています。また、入社して間もない今は先輩に教えてもらうことが多いのですが、他の学生とのやり取りを通じて、どういう質問の仕方が有効なのかもチーム開発で学びました。それも仕事に活かせている点です。
当社の採用試験を受けたとき、面接で伝えたのが「医療の効率化に貢献したい」という志望動機でした。その初心を忘れることなく、医療現場の方々に役立つ仕事に努めていきたいと思います。