株式会社読売システック
報道に不可欠なIT環境を現地で構築し
ビッグイベントの取材をサポートする仕事
大阪支社 システム本部 大阪府立渋谷高等学校 出身
システムエンジニア専攻 2021年3月卒業
甲子園大会の取材本部設営を
技術面からサポート
これまでに全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)・選抜高等学校野球大会(春の甲子園)と、東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で報道の技術支援に携わってきました。甲子園大会では取材本部の設営業務に就いています。甲子園球場の近くに確保した取材会場に、ネットワークやプリンタなどのIT環境を設置。記者の方が記事や画像を問題なく送稿できるようにセッティングして開会に備えます。つまり、通常のIT環境を現場へ持っていくためのサポート業務です。
甲子園大会は大阪支社ならではの仕事であり、全国的にも注目度が高い関西を代表するスポーツイベント。そのスタッフを務められるのは大きな喜びです。そして何より、新聞という形に残る仕事。入社後初めて甲子園大会を担当し、記事を目にしたときに実感したのは、自分たちの技術支援を通じてこの紙面が作成され、それが全国に配られているというやりがいです。ITによる技術支援は、報道に不可欠なのです。
箱根駅伝では、東京本社のサポートとしてスタッフに加わりました。中継所に待機し、記録員の方が読み上げたタイムを読売システックが開発した専用アプリに入力し、本社へ送信するという役割です。公式記録だけに、間違いが許されないという緊張感のある現場でした。
選手たちの目の前で
仕事ができる楽しさ
OICから読売システックに入社した動機は、一つは縁の下の力持ち的な立ち位置に興味があったこと。もう一つは、デスクワークだけではなくフィールドワークができることでした。実際に現場へ出向いて、通常では立ち入れない記者席に入り、選手たちを間近に感じることができるのは、この仕事の楽しい部分。大きなスポーツイベント独特の雰囲気を体感しながら仕事ができています。
甲子園大会の仕事を何度か経験し、多くのことを学ばせていただきました。この経験を活かして今後、他の競技の技術支援にも携わってみたいと考えています。私自身はラグビー経験者。いつかラグビーの仕事も担当してみたいですね。