内定先についてお聞かせください。

イオングループの中核と位置づけられ、様々な町にあるイオンの店舗で知られる総合小売業の企業です。OIC入学時には販売か営業のいずれかをめざしていましたが、すぐに販売に絞りましたので、めざしていた職種で内定を得ることができました。内定先には「教育による成長が従業員の人生を豊かにする」という方針があり、社内教育が非常に充実しています。イオングループという大きな組織ならではの体制のもとしっかりと学び、商品知識、接客ともに磨いて、リピーターのお客様を増やせるよう成長していきたいと思います。現場で経験を積んだ後、ゆくゆくは自分自身が社員教育にかかわれる人材になるのが目標です。

就活のようすを教えてください。

選考のなかにグループワークがありました。5〜6人のグループで販売に関する戦略を話し合う課題で、議論の結果をグループごとに発表しあいました。役割も自分たちで決めるのですが、リーダー役は他の学生が手をあげたので僕はタイムキーパーを買って出ました。SNSを利用した販促アイディアなど、自分の意見も積極的に発言でき、スムーズにこなせたと思います。販売職ということで面接が重視されると考えていたので、面接練習には力を入れていました。キャリアデザイン、ゼミナールなどの授業とともに、直前は放課後もひたすら面接練習に励みました。キャリアブートキャンプも非常に参考になりました。自己PRの練習で「人と接する仕事が好きで飲食店のホールスタッフのアルバイトをしている。笑顔に自信がある」と伝えると、先生から「今、面接中の笑顔が足りない」と無自覚だった欠点を指摘してもらいました。

印象に残っている授業は何ですか。

ワード、エクセルなどビジネスソフトの使い方や、電話対応、メールの作法といったビジネスマナーも広く学べました。社会に出て活かせる知識になると思います。面白かったのはhtmlで簡単なホームページをつくってプレゼンテーションする授業です。人前で発表することは苦手でしたが、この授業やアルバイトの成果もあって、できるようになってきました。販売職につながる資格として、リテールマーケティング（販売士）検定3級を取得しました。この検定対策になる授業がなかったので担任の先生に相談したところ、学校にある図書を紹介していただきました。過去問をプリントアウトして、解いては答え合わせをする自主学習で合格できました。勉強の過程で、売上げを伸ばすための販売戦略、販売スキルや礼儀作法、陳列の理論などを学ぶことができたので、就職後に役立てていきたいと考えています。

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