内定先についてお聞かせください。

大阪で創業し、東京と大阪に本社を置くIT企業です。とても多岐にわたる分野でITソリューションを手がけているほか、海外進出にも積極的で中国・フィリピンにオフショア開発（海外企業または海外の現地法人への業務委託）の拠点を持っています。とくに魅力に感じたのが企業理念です。従業員の行動指針となる心構えを「社心」という独特の言葉で表現し、「信頼はすべての礎なり」と定めています。クライアントに心のこもったサービスを提供する同社の姿勢は、自身の価値観とも一致しているし、私も「社心」に恥じないような仕事を心掛けていきます。職種は現在未定で、エンジニアかコールセンターのいずれかに配属予定です。

就活はいかがでしたか。

就活ではOfferBoxという企業が興味を持った学生にオファーする就活サイトを利用していて、そこでオファーをくださったのが内定先でした。このサイトでは企業の閲覧履歴が数値化され、自分に対してどのくらい反応があるかわかるしくみになっています。その数値を参考に、プロフィール欄をどんどんブラッシュアップしていきました。OICで取った資格のほか、オープンキャンパススタッフを務めたことや、スーパーなどでアルバイトに励んだことも書いて反応を増やすようにしました。OICのオープンキャンパスは、高校時代に参加して、私も入学したらスタッフになりたいと思っていました。来校者を前に所属コースの紹介をするプレゼンテーションをしたり、高校生や保護者の方とコミュニケーションを図ったり、いろいろと勉強になった活動でした。面接練習はおもにキャリアブートキャンプ（就職対策の合宿）とキャリアデザインの授業で行っていました。緊張すると早口になるクセを指摘していただき、それを意識して練習するうちに言いたいことが言えるようになっていきました。

OICで取得した資格について教えてください。

２年制コースは時間がないので、１年から資格を取っていくことを意識していました。取得したのはITパスポート、MOS検定のワードとエクセル、日商簿記検定３級、秘書技能検定試験３級です。すべて初めて学ぶ分野でしたが、２年からの就活に備えて１年のときに全部取りました。やはり短期間でこれだけの資格が取れたことは自信になりましたし、内定先の面接でも「５つも資格を取ったんですね」と、いい反応をいただきました。取得した資格はそれぞれ授業の中に対策が組み込まれていて、それを着実にこなすことに加え、MOS検定は夏休みの対策講座に出て勉強していました。授業も対策講座もとてもわかりやすく教えてくださり、それが結果に結びついたと思っています。

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