内定先についてお聞かせください。

人材派遣会社で、多種多様な業種でアウトソーシング事業を行っています。そのなかで私は、事務職としてさまざまな業界に派遣されることになります。高校のときから事務職をめざしていたのですが、どの分野で働きたいのかが明確ではありませんでした。派遣会社ならいろんな業界を経験でき、幅広い仕事を学ぶことができます。この環境でしっかりとキャリアを積んで、事務職のスペシャリストをめざしていきたいと考えています。

就活のようすを教えてください。

OICの学内説明会への参加に始まり、そこから面接へ進みました。選考にはワードとエクセルの基礎的なテストもありましたが、OICで力を入れて学んでいた分野なので問題なく対応できました。面接ではとてもフランクな雰囲気をつくっていただき、趣味の話で盛り上がるなどすごく話しやすかったことが印象に残っています。志望動機として伝えたのは、高校時代から事務職をめざして学んできたこと、裏方としてサポートする役割に適性があることなど。いろんな業種にチャレンジしてみたいとお話しすると、「派遣会社なのでぴったりです」と好意的な反応をいただきました。内定先は担任の先生の紹介で応募しました。先生は就活でも学生一人ひとりの状況を的確に把握してくださっていて、事務職の求人が減少傾向にあるなかでも、私の希望を踏まえた求人情報を提供していただきました。

印象に残っている学習は何ですか。

事務職をめざすうえで絶対に必要になるワード、エクセルは1年から集中的に学んできました。その成果としてMOSを取得しています。パソコンスキルに加えて電話応対などの対人スキルも学んでおきたいと考え、「ビジネスセクレタリー」の授業も興味を持って学習しました。この授業は秘書検定対策なのですが、万全を期すために夏休みの対策講座にも参加。1年次に秘書検定に合格できました。2年制コースの場合、2年から就活が始まります。私はMOSと秘書検定を早期に取れたことで就活のアピール材料ができました。OAパソコンコースではほとんどの学生が事務職をめざしています。それでも授業はデスクワークだけではありません。例えば2年には、学生がチームで商品企画をしたり、ビジネスモデルを考えたりする演習もあります。面識のない学生とも一緒にグループワークに取り組むとともにプレゼンテーションも行うなど、コミュニケーション力にも磨きをかけられたカリキュラムでした。

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