日研トータルソーシング株式会社
業務請負事業・人材派遣事業・人材紹介事業といった総合人材サービスの大手。設計・開発、製造、設備保全をはじめ、多種多様な製造業領域に対応するとともに、サービス業、オフィスワーク、医療業、建設業、バイオなどにも人材を派遣している。本社は東京都。
https://www.nikken-totalsourcing.jp/
製造業を中心に様々な業界にエンジニアを派遣している人材派遣会社です。配属先である保全事業部では設備の保全(メンテナンス)を担当。工場において、生産ロボット・機械設備の劣化防止、稼働率向上などの業務に携わります。OICで学んできた分野ではありませんが、小さい頃からロボットや機械が好きだったのに加え、内定先がしっかり人材育成をしてくださる会社なのでめざしてみることに。全国にある研修施設で専門スキルを習得した後に、エンジニアとしてのキャリアを積んでいくことになります。
内定先は就活をサポートしてくださった就職エージェントさんの紹介です。エージェントの担当者が付いてくださり、直接企業を紹介してくださるなど就活を全面的にサポートしてくれます。ですので、僕の場合はOICとエージェントの両方からサポートを受けて就活に臨んだことになります。就活をスタートさせる前の準備としては「キャリアデザイン」で履歴書の書き方を学んだり、「キャリアブートキャンプ(就職対策の合宿)」で面接練習に取り組んだりしていました。履歴書は先生に何度か添削してもらいながら作成。自己PRの弱さや自身の強みと弱みをより明確にする必要に気づきました。履歴書に関しては授業だけではなく、キャリア支援課でも内容を一緒に検討してもらいました。面接練習で効果的だったのが「キャリアブートキャンプ」。自分のできていない部分がはっきりとわかり、修正のための具体的な手掛かりが得られた機会でした。また、自主的な取り組みとして就活スタートの直前に、インターンシップに参加。インターンを通じて、いよいよ就活は始まっていくという実感がわいてきました。
もともとITの仕事に携わりたいと考え、ITビジネスコースを選びました。その学びの中で1年次にMOSの資格を取ったことは、就活でも役立ちました。自分ではMOSはそれほど強いアピール材料にならないと思っていたので、面接でも積極的にアピールはしませんでした。ところが面接で会社のほうで興味を持ってくださり「どこでも使える技能」と評価してもらえました。やはり資格は取っておくものだなと思いました。授業は全般的にわかりやすく、質問もしやすい環境でした。ITスキルだけではなくグループでのディスカッションや、先生から出された課題を自分なりにまとめた成果をプレゼンテーションする授業もあって、人前で話すといったビジネススキルも身につけられるコースだったという印象です。