OIC 先輩達の内定報告

中井 帆乃佳さん

OAパソコンコース
奈良県立奈良情報商業高等学校(現・奈良県立商業高等学校) 出身
中井 帆乃佳さん
ビジネス系について

販売・営業

株式会社マーキュリー

会社概要

携帯ショップなどに専門人材を派遣するセールスプロモーション事業や、店舗運営に関するコンサルティング事業、IT商品の提供を通じて企業のDX化を推進するテクノロジーソリューションなどを展開する。本社は東京都。
https://mercury-group.co.jp

内定先についてお聞かせください。

おもな事業は携帯電話の販売ですが、ほかに仕事体験テーマパークや劇場、イベントスペースをプロデュースするエンターテインメント事業なども行っています。就活で重視したのは人とかかわることや話すことが好きなので、直接お客様の笑顔が見られる仕事。販売・営業はめざしていた職種です。内定先は「感動エージェント」という企業理念を掲げています。その通りに、接客を通じてお客様に感動を届けるように努めています。

就活のようすを教えてください。

学校の手厚いサポートを受けての就活でした。自分の考えを文章にするのが苦手で、履歴書の作成には苦労しました。そこで日本語表現の先生が結論から書くことなど、文章のまとめ方をひたすら指導してくださいました。内定先はエージェントの紹介で、私との相性を重視して選んでくださったようです。面接では企業側が、私が緊張しないように雑談をはさむなどして気づかってくださり、いい雰囲気で話ができました。めざしていた会社と職種で決まりました。入社後はまず店舗で販売の経験を積み、そこから店舗リーダー、本部業務へとステップアップしていきたいと考えています。

印象に残っている学習は何ですか。

商業高校出身の私にとって、OAパソコンコースのカリキュラムは馴染みやすい内容で、簿記、情報処理、マーケティングなど、どれも興味深く学んでいました。また、販売・営業の仕事につながる力になったのは、オープンキャンパスのスタッフです。いろんなタイプの人が来学しますので、それぞれに合った対応を意識しました。例えば、まったく話そうとしない来学者。最初は話しかけてほしくない雰囲気を出していたのですが、アイスブレイクのため趣味を探ってみると、そこから打ち解けて最後はすごくよく話してくれるようになった高校生も。留学生でまだ日本語があやふやな人の対応にもあたりました。向こうは日本語に自信がない状態。相手のペースで会話するためにも、向こうから発信しやすいようにしっかりと目を合わせることからコミュニケーションを始めました。このように来学者一人ひとりから学ばせてもらったと感じています。

子供の頃、好きだったことを教えてください。

小学生までは内気で感情を出さない子でした。変わったのは中学生から。大人数のマーチングバンドに入り、自分を出さざるを得なくなったのです。ちなみにその部は全国大会に出場するほどの強豪で、第三者でいることは許されませんでした。結局3年間続けて、自身の演奏・演技の成長だけでなく、後輩の成長も心から喜べるようになるなど、すっかり明るい性格に変化。この経験が販売・営業の仕事をめざすことにつながったのだと思います。

受験生の皆さんへのメッセージ

OICに入ったらオープンキャンパスのスタッフになることを勧めたいと思います。コミュニケーション力を磨けるのはもちろん、迷っている人がいればすぐに駆けつける積極性や、周囲に気を配る観察力など、人とかかわる力が身につきます。対人スキルを高めるうえで、こんなにいい現場はありません。

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