社会福祉法人芙蓉福祉会
1985年創立の老人福祉施設を設置・運営する社会福祉法人。2012年には大阪市内に介護老人保健施設、介護老人福祉施設、養護老人ホームの3施設を併設した福祉複合施設を設立した。本部は大阪府。
介護施設を運営する社会福祉法人で、私は本部勤務となり、経理への配属を希望しています。内定先は10年計画で次代のリーダーとなる幹部候補生の採用を進めており、私はその最後となる10期生として内定をいただきました。ある分野でトップをめざす心意気を持った人材を求めており、そのことが私自身のめざすところとマッチしているのが内定先に関心を持った理由です。OICで日商簿記検定2級を取得しましたが、今後も学び続けて1級まで取り、経理のスペシャリストをめざすとともに、経営をサポートできる幹部職員になるのが目標です。
説明会に参加し、適性検査、面接へと進んでいきました。中心は面接です。一番アピールしたのは、学生生活で最も頑張ったことでもある日商簿記2級の取得です。資格を取ったという結果に加え、そのためにどんな取り組みをしてきたのかを伝えるようにしました。キャリア支援課では面接練習をしていただくとともに、履歴書の自己PRや志望動機を自分だけではまとめ切れなかったので、アドバイスをしていただきました。そこでは2級を取得するために何をしてきたか、その部分が足りないという指摘をいただいたので、自分なりに練り直して履歴書を仕上げました。面接では、この短期間で簿記2級を取ったことを評価してもらえました。そもそもOICを選んだ理由は資格のサポート体制があるからで、入学時には絶対2級までやり切ると決断していました。一番の目標を遂げたうえで就職も決まって、いい学校生活が送れたと思っています。
自分で取得するスケジュールを考え、前倒しにして学んできました。1年次の早い段階で3級を取得し、その後一度2級の試験には落ちたのですが、それでも前倒しで取り組んだゆとりのおかげで、1年次の終盤で2級を取得。ここで落ちていれば就活では3級のみという状態で臨まなければならず、アピールの度合いがまるで違いました。1年次のうちに2級まで到達できたのは成功要因になったと思います。カリキュラムの設定よりも早く合格していくためには、授業だけではなく独学が不可欠です。早めに応用問題に移れるように家でも学んでいました。ただ、自主学習だけではわからない点がどうしても出てきますので、そこは先生に質問することで理解していきました。自主学習であってもOICでは先生に聞きにいけば、必ず対応してくださいます。