株式会社ナック
システム開発、ネットワーク構築、運用・管理を手がけるIT企業。アウトソーシング分野では、多彩な業界に高い技術力を持つエンジニアを派遣している。代表取締役はOIC卒業生。本社は大阪市。
先生の紹介で受けた会社です。事務職をめざしてOICに入学しましたので、希望通りの内定です。就活では先生の助言もあり、自分に合う会社にこだわっていました。内定先の募集要項に、求める人材像として「明るくて気さくな人物」と記載があり、自分に向いていると思い受けることに。会社にうかがうと、とてもアットホームな雰囲気でした。社長がOICの先輩で、社長面接のときには先生の名前をあげてくださるなど共通の話題もあり、親近感を持ちました。
授業に面接対策が組み込まれていて、クラスの皆で練習していました。キャリアデザインの授業では、会社が求める人材像を踏まえつつ、自分のよさを活かした自己PRについて考察しました。ITビジネスコースの特色はグループワークの多さ。仲間とともにディスカッションやプレゼンテーションによく取り組んでいました。会社研究の課題もあり、皆で意見交換することで、最初はわからなかった企業の募集要項の見方を学ぶことができました。また、留学生とも一緒に学びますので、どうすれば伝わりやすいかについて考える機会にもなりました。そうした授業を通じて、面接でのアピール材料をコミュニケーション能力にする方針を立てました。事務職は単にパソコンとにらめっこする業務ではなく、社内外に気を配りながらきめ細かなコミュニケーションを図っていく仕事だと考えています。
パソコンスキルはもちろんですが、OICではビジネスについて広く学びたいと思っていました。その結果、資格としてはビジネス能力検定ジョブパス2級、秘書検定3級、MOSを取得しました。知識面以外にもOICに入ってよかったことはたくさんあります。一言でいえば「自分を知れた」学校生活だったと感じています。オープンキャンパススタッフも務めていて、高校生、保護者、留学生などの来校者の対応にあたっていました。もともとは自分を出すのが苦手だったのですが、そこでは予想以上に自分の言葉で話せるようになっていることを意識。オープンキャンパススタッフが自己分析の機会にもなったのです。ほかにも女子イベントや学校行事など、コミュニケーションを図る場が多く、授業だけではなくOICでの体験すべてが就職につながったのだと思います。