OIC 先輩達の内定報告

CGクリエイター専攻
大阪府立登美丘高等学校 出身
坂巻 紗衣さん
CG・映像・アニメーション系について

エディター

合同会社エイトユニバース

会社概要

「デザインの力で、世界をもっと良くしたい」を理念に、グラフィックデザイン事務所として設立。現在ではWebデザイン・映像・建築デザインなど、幅広いクリエイティブワークを手掛けている。本社は京都市。
https://ateuniverse.com

内定先についてお聞かせください。

商品などのプロモーションムービーに強い会社で、企画から撮影・編集まで一貫して自社で手掛けることができる体制があります。編集がメインで全部の工程に携われる会社を探していた私にとって、企画から編集まですべてできる環境があるのは理想的でした。映像制作の全工程に通じたディレクター職をめざして、仕事を覚えていきたいと思います。

就活はいかがでしたか。

コロナの時期と重なったため、履歴書、ポートフォリオはデータでお送りし、面接はリモート、その後会社で面接という流れでした。ポートフォリオには授業の課題とアート映像部での作品を用いました。行きたい業種に合わせて実写の撮影、編集をメインにしつつ、技術の広さを見せられるようエフェクト作品なども盛り込みました。面接ではほぼポートフォリオに関する話題で、「作品の意図は何か。この部分はどのソフトで作成したか」といった質問を受けたり、「こんなこともできるんですね」と技術を評価していただいたり、思った以上にざっくばらんな雰囲気だったこともあり順調に進みました。ポートフォリオは早い段階からできていたので、ポートフォリオ交流会で企業の方からアドバイスをいただき、修正するなど早期に準備ができていたのも良かったと思います。あと就活の準備としては、キャリアブートキャンプ(就職対策の合宿)の面接練習も有効でした。内容よりも目線や動作について指摘を受け、そのことをしっかり意識して面接に臨みました。

OICで印象に残っている点は何ですか。

アート映像部で学んだことが一番印象に残っています。授業だけの学校生活にくらべて知識・技術は格段に身につきます。一番成長を実感できたのは夏の合宿です。アート映像部では、合宿でホラームービーをつくるのが伝統になっています。普段の授業では企画、撮影、編集という技術面で終わるのですが、合宿では、たとえばスタッフの食事の調達なども含め、映像制作におけるすべてをこなすことになり、まさに現場そのものの体験ができる機会です。また、先生が業界人であることもOICの強みだと思います。就活でも的確なアドバイスをしてくださったし、普段の授業でも「現場ではこうだ」という説得力ある指導が受けられました。

受験生の皆さんへのメッセージ

私はもともと大学進学志望でしたが、うまく行かずにOICで学び早く社会に出る道を選びました。そのために取り組んできたことは、積極的に学びの場をつくることでした。それがアート映像部であり、映像業界でのアルバイトでした。専門就職をめざすためには、授業以外でも学びの機会をつくってほしいと思います。

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