- CGクリエイター専攻
奈良県立奈良情報商業高等学校 出身 - 堀次 茉莉さん
- CG・映像・アニメーション系について
カメラマン
株式会社ヴァンズ凸（デコ）
会社概要
商品・企業のプロモーション映像、テレビCM、テレビ番組、展示映像、イベント映像、販売用DVDなど、多ジャンルにわたる映像を手がける制作会社。本社は大阪市。
https://vans-deco.com
内定先についてお聞かせください。
企業のCMやプロモーション映像、マッピング映像など、さまざまタイプの映像制作を行うとともに、テレビ番組制作事業として完全自社制作で企画・運営するオートバイ専門番組も放映中です。内定先を受けたのは先生の勧めです。いろんなタイプの映像をつくっていて勉強になると勧めていただきました。職種はカメラマン。最初はアシスタントからのスタートになりますが、できるだけ早く独立したカメラマンになりたいと思います。
就活のようすを教えてください。
面接、インターンシップがおもな選考でした。面接は堅苦しい感じではなく、こちらが質問をすることを促され、会社側がそれに答えてくだる形で進みました。OICの先輩が勤務しておられて、面接にも出てこられたのですが、終始フランクな雰囲気でした。インターンでは一定期間、朝から夕方にかけて業務を見学。撮影に同行してできることはお手伝いするという内容でした。実際の現場なので迷惑を掛けないようにという気持ちが強かったのですが、「せっかくのインターンなので質問して」と言っていただけたので、関心を持ったことはどんどん尋ねるようにしていきました。就活で先生にとくにお世話になったのが履歴書の作成です。考えを文章化するのが苦手なうえに、項目ごとに文字量に差が出るなど、最初は見栄えの悪い履歴書になってしまいました。そこで先生のところへ頻繁に通い、自己PRや志望動機などを添削していただきました。自分一人では書き切れなかったので、とても助けられました。
印象に残っている学習は何ですか。
メディアフロンティア（学生作品展）に出展するための作品をつくる「デザイン創作演習」というグループ制作がとても勉強になりました。つくったのはミュージックビデオで、私はカメラマンを務めるとともに絵コンテの作成も担当しました。ミュージックビデオ独特の撮り方があり、技術的にわからないことが多く難しい作業でした。また、グループ制作なのでチームをうまく運営していくことにも配慮する必要があり、私はリーダーを支える立ち位置で行動しました。制作面でもチーム運営でも初めて経験する状況が多く、いろんなことが身についた演習でした。学生生活で、やはり一番勉強になったのはアート映像部です。入部してから撮影担当になることが多く、いいものが撮れたときのやりがいも感じられ、カメラマンをめざすようになりました。部活では撮影の後工程ともかかわります。編集の視点から「こう撮ってほしかった」という意見をもらえるなど、授業にない視点が養えました。
