株式会社バンダイナムコフィルム ワークス
バンダイナムコグループのIPプロデュースユニットを担う企業の一つ。テレビ、映画、配信などさまざまなメディアで公開する映像作品の企画・制作のほか、著作権・版権の管理運用、映像関連商品の企画・販売などを手掛ける。本社は東京都。
https://www.bnfw.co.jp
バンダイナムコのグループ会社です。バンダイナムコのキャラクターを活かしたオリジナル映像を企画・制作したり、映像に関連するグッズを販売したり、さまざまな事業を展開しています。職種は制作進行といって、おもにクリエイターたちのスケジュール管理や予算管理を担うことになります。映像づくりは行いませんが、チーム全体を見渡せる立場から全体的なクオリティーアップに貢献できるやりがいある仕事だと考えています。多くの人の心に届く作品づくりに携わっていきたいと思います。
クリエイター職ではありませんのでポートフォリオの提出はなく、書類審査やSPI、面接などの選考でした。面接でアピールしたのは計画性とアニメに対する熱意です。アニメ制作の仕事に就くと決めたのは高校時代。絵を描けない自分がどういう勉強をすればその目標に届くのか。それを逆算して高校の段階から計画性を持って動いてきました。高校は難関大学をめざすクラスでしたが周囲に流されることなく、アニメをやりたい気持ちを貫いてきました。このように高校からOICまで長い時間をかけて準備してきたことを伝え、計画性と熱意をアピール。また、面接では好きな映像作品というアニメ会社らしい質問も。僕の好きなアニメ作品はある学園ドラマで、この業界をめざすきっかけになったものであり、人生の選択を動かした作品です。アニメに大きな影響を受けた自分がこれからは発信側となって、観る人の人生を動かすような仕事をしていきたいとお話ししました。
制作進行という自分の適性を見いだせたのがグループ制作でした。作品の内容に沿って作業計画を立てたり、スケジュールを管理したり、必要と感じたときにミーティングの招集をかけたり、マネジメント業務が制作以上に楽しいと感じました。一方で、不測の事態が起きたときの対応など、楽しさだけではなく難しさも体験。このグループ制作の経験を通じて、人とコミュニケーションを図る仕事に向いていることが分かり、就活も制作進行にシフトしました。もちろん映像づくりも学んできました。CG制作、とくにモデリングは力を入れていて、この学習経験は就活でアピールしていました。なぜなら、制作進行という職種には一般大学の学生もエントリーしてきますので、ものづくりのプロセスを知っていることは他の就活生との差別化の材料になります。OICで学んだ制作の知識は、クリエイターたちとのコミュニケーションに活かせるはずです。