OIC 先輩達の内定報告

グラフィックデザインコース
大阪情報コンピュータ高等専修学校 出身
松本 啓睦さん
デザイン・Web系について

DTPオペレーター

有限会社四月社

会社概要

小学校算数、中学校数学、高校数学・物理・化学の学参物を専門とする編集プロダクション。教科を特化しているため高い専門性を有しており、発注元の教科書会社、教材出版社から高い信頼を得ている。本社は大阪市。
http://shigatsusya.jp

内定先についてお聞かせください。

理系を専門とする教科書の組版をしている会社です。教科書づくりに携わることは非常にやりがいのある仕事であると同時に、責任の重さも感じています。職種はDTPオペレーターです。OIC入学時は職種については漠然としていたのですが、勉強しているうちに興味が出てきた仕事です。内定後すでにアルバイトに入っていますので、会社の雰囲気には馴染んでいます。先輩たちがやさしく指導してくださり、働きやすい会社です。

就活はいかがでしたか。

担任の先生の紹介で受けた会社です。まずは面接でした。ここではおもにIllustrator、InDesignなどの組版ソフトが扱えるかどうか確認されました。OICで学んできたことなので、そこは使えることをアピールできました。面接の後はインターンシップに参加することに。インターンを通じて会社が僕をみて、僕も会社をみる。双方が納得した場合に内定ということになりました。インターンでは最初は仕事の流れを学び、2週間ほどしてから実際の仕事に少し携わらせていただきました。教科書の組版はもちろん初めてのこと。教科書独特のルールがあり、本当に考えてつくられていると感じ、この仕事にいっそう興味を持ちました。就活の準備として力を入れたのは面接練習です。授業でもキャリアブートキャンプ(就活対策の合宿)でもかなりの練習を積みました。キャンプで指摘されたのは声のボリュームが低いこと。面接本番も声のボリュームに気をつける意識を持って臨みましたので、キャンプでの練習は実際に役立ったといえます。

OICで印象に残っている点は何ですか。

入学当初、進路は決めていなかったのですが、デザインの授業はどれも力を入れてきました。とくに楽しかったのがグラフィックデザインです。ポスター、ハガキ、フライヤー、パンフレットなどいろんな作品をつくりました。フライヤーの制作では映画の宣伝チラシをつくったのですが、実際に使用された映画のチラシをもとに、自分でアレンジしていく体験が新鮮でした。文字の配置、色合いを工夫して視認性を高めるとともに全体の統一感が出るよう気を配りました。こうして様々なものをつくったことで組版を覚え、関連ソフトが使えるようになったことが内定に結びつきました。今はグループワークで絵本づくりを行っています。僕の担当は各ページのフォーマット作成で、DTPオペレーターの業務に近い内容です。少しでも技術を磨いて、仕事に活かしていきたいと思います。

受験生の皆さんへのメッセージ

職種に関しては漠然とした状態で入ったのですが、それでも先生の力添えもあり専門職に就くことができました。職種が決まっていなくても、学ぶ意欲さえあれば大丈夫。OICのカリキュラムは幅広いので、たとえば最初はグラフィックデザインがメインでもWebに興味を持ったらコース変更することもできます。幅広い学びを通じて、目標を見いだしてほしいと思います。

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