OIC 先輩達の内定報告

仁木 千夏さん

グラフィックデザインコース
大阪府 宣真高等学校 出身
仁木 千夏さん
デザイン・Web系について

Webデザイナー

株式会社ザザホラヤ

会社概要

紳士服専門店「ザザホラヤ」をはじめ、大きいサイズの専門店「BIG M ONE」など、全国で100店舗を超えるザザグループを経営。ほかにも各種チケットの買取・販売を行う「スーパーチケット」やファミリー雑貨の専門店「ファーミーホーミー」などを展開する。本社は北九州市。
https://zaza-g.com/

内定先についてお聞かせください。

全国各地に店舗を持つ紳士服の販売会社です。私が担当する仕事は紳士服のネットショップです。コロナ禍でリモートワークが増える中、スーツの売上げが減少しています。この状況下で売上げを伸ばす方法を考えるのは、やりがいのある仕事。ネットショップの運営を工夫することで、売上げアップに貢献していきたいと考えています。今は入社に備えて、もう一度会社のことや紳士服の商品知識を勉強しています。

就活のようすを教えてください。

会社説明会に参加してから選考に進み、面接のほか、実技試験や筆記試験などがありました。実技試験は素材を渡され、その場でIllustratorと Photoshopを使ってバナー広告を作成する課題でした。実技試験については事前に概ね内容がわかっていたので担任の先生に対策をお願いしたところ、たくさん課題を出してくださいました。この対策はまさにドンピシャでした。最終面接では入社後にしたい仕事を聞かれ、実店舗での勤務も打診されましたが、サイトの運営を担当したい旨をお伝えしました。面接練習は随時「キャリアデザイン」の授業で行っていました。後半になるとかなり面接慣れしてきたうえに、他者と話すことで自分の強みがわかるようになり、面接練習が自己分析にもつながりました。就活では先生の手厚いサポートに助けられました。とくに希望を伝えたわけでもないのに、私の関心に沿ったいろんな求人情報を持ってきてくださったし、実技試験の対策にしてもそうですが、最後までサポートしていただきました。

印象に残っている学習は何ですか。

1年の当初からWebサイトをつくる実習があり、それが動いたときは感激しましたね。そうすると、またつくりたくなるという循環が生まれます。グラフィックデザインの授業も好きでした。入学当初からWebデザイナーをめざしていましたが、グラフィックデザインも必要なスキルだと考えていました。実際、入社後はポスター制作などにも携わりますので、学んだことはすべて活かせます。難しくも楽しくもあったのが、本の表紙デザインに取り組んだ授業。課題は太宰治の『走れメロス』の表紙で、あまりに有名な作品に対してどうように新たな視点を付け加え、自分なりの表現をするのかに頭をひねりました。OICの授業は作品をつくりながら覚えていく方式。私にとっては、一番知識が定着する勉強法でした。コロナ禍で登校できない期間もあったのですが、リモートでも先生は学生一人ひとりをしっかり見てくだいました。

受験生の皆さんへのメッセージ

就活でも授業でもサポート体制は整っているので、それを活かす意味でも自分から動くことが大事です。授業外でもたくさん作品をつくってください。自主制作した作品でも、先生にお願いすれば講評していただけます。受け身にならない学生生活を過ごしてほしいと思います。

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