マンカ流通グループ (有限会社ボン・サーンス)
マンカ流通グループは青果全般を扱う仲卸会社で、西日本トップクラスの取扱量を誇る。有限会社ボン・サーンスはグループ内の花や果実のEC販売を担当。BtoCに特化したギフト商品の提案と販売を行う。本社は大阪府高槻市。
http://www.bon-sense.com
内定先は花のネット通販事業を行っていて、WebデザイナーとしてECサイトの運営を行うほか、商品の梱包も担当します。同社には昨年2年制コースを卒業したOICの同級生が勤めていて、初めて社会人になる緊張感を和らげてくれるのではないかと心強く思っています。内定先をめざしたのはWebデザイナーという希望職種だったのに加え、自分の好きなお花を扱えることにやりがいを感じたからです。売り上げに貢献するデザインをしていくのはもちろん、商品を梱包するときは、相手に幸せな気持ちになってもらえるように心を込めます。
ポートフォリオはWeb作品を中心に、チラシやパッケージといったグラフィックデザイン、ゲーム画面など、種類、トーンともに幅広いデザインができることを示す構成に。これは先生の助言で、3年制の専攻で広く学んだ成果が見えるようにしました。面接はとても気さくな雰囲気で進み「一番の自信作は?」と聞かれたので、授業の一環で応募した「環境イラストコンテスト」(大阪府産業資源循環協会主催)で優秀賞を取った作品を挙げ、褒めていただきました。ほかには、チームで制作したコスメ商品のWebデザインとパッケージデザインも良い評価をいただきました。内定先の面接はフランクな雰囲気だったのですが、面接練習はしっかり行っていました。キャリア支援課での練習のときこんなことがありました。答えを準備していない質問を受けて、無意識に素の自分に戻って話してしまったのです。そこで「あなたには明るさがある。普段の話し方のほうがいい」とアドバイスされ、それから回答を暗記するのをやめ、普段の自分を出すようにしました。実際の面接でも、素の自分を貫けたと思います。
着彩技法やデッサンなどの基礎から学べたと同時に、1年からコーディングを実践的に勉強できたことです。コーディングは難しいと思っていたのですが、先生がやさしく、ゆっくり教えてくださり、1年の段階からある程度のWebデザインができるようになりました。もちろん、うまく作動しないこともありましたが、試行錯誤の末に動かせるようになるのも楽しい経験です。OICでは学外コンテストへの応募が授業に組み込まれています。先述の受賞は1年次でした。早い段階で第三者に認められたのは自信になったし、そこから一層勉強が楽しくなりました。アートディレクター専攻は2年まで他コースと一緒に学び、3年から単独の少人数クラスになります。先生とのコミュニケーションもより密接になり、たくさんの有益なアドバイスをいただきました。今は個人作品をメディアフロンティア(学内作品展)に出展するための制作に取り組んでいます。内定が決まった今、入社までに少しでもレベルアップする機会にします。