株式会社クレフ
ホームページ制作において大手・上場企業、中小企業、官公庁など幅広い業種を手掛けている制作会社。Web制作とともに映像や印刷物、イラスト、ロゴマーク制作なども幅広く手がけ、企画・制作・運営までトータルサポートできる組織力が強み。本社は大阪市。
https://www.clefgroup.com/
OICの先輩も勤務されている制作会社です。Web制作が主体ですが、グラフィックデザインやロゴ制作など多様なデザインを手掛けていますので、いろんな経験ができます。採用選考の過程でインターンシップに参加したとき、社員のことを第一に考えてくれる会社だと感じました。実際に社長は、有給や産休をより取りやすくするといった働き方改革に熱心に取り組んでおられます。つくり手が仕事を楽しめていなかったり無理をしたりすると、それがデザインに出るというのが社長の考えで、社員が安心して働ける環境づくりを経営方針に掲げられています。
インターンシップへの参加が必須でした。インターンの前に面談があり、履歴書とポートフォリオを見せ、自分の得意分野を知っていただきました。そこで言われたのは、「Webデザインも数多くつくっているし、グラフィックデザインもできるようですね。デザイナーは両方の業務を担当するケースが多いですよ」と好意的に見ていただけました。インターンの期間は2週間で、実際の業務ではなく仮のクライアントを設定して、デザインに取り組むという内容。例えば、新規開業するカフェのPR法を考えるという課題です。クライアント役は社長で、クライアントと経営者、両方の視点から講評をいただきました。とても学ぶことの多い2週間だったことに加え、社長のお人柄、社風にもじかに接して、ぜひこの会社で働きたいと思うようになりました。入社前からアルバイトに入ることになっています。間もなく産休に入る先輩がおられるので、その方の代わりが務まるように仕事を学びたいと思っています。
Webデザインコースを選んだのは、Webデザインとグラフィックデザインの両方を学べるからです。その通りに、両方を身につけたのが一番良かった点。イラストも描けるようになりましたので、3つの技能を仕事に活かしていきます。私たちは入学がコロナ禍の初年度で、そのまま卒業していく最初の学年です。授業の開始が遅れて作品数が足りない状況だったので、どれだけ自主的に制作できるかがポイントでした。だから先生も「ネタに困っている人は課題を出すから自主制作を進めてほしい」と強調されていました。先生は何かと目を掛けてくださり、コロナ禍で社会との接点がなかったので、授業外で卒業生の方、先生、私の3人という状況で、ポートフォリオを個別に講評していただく機会を設けてくださったこともありました。コロナ禍でも先生のサポートはとても手厚かったです。