OIC 先輩達の内定報告

Webデザインコース
奈良県立奈良情報商業高等学校 出身
仲川 美穂さん
デザイン・Web系について

DTPオペレーター・Webデザイナー

岡村印刷工業株式会社

会社概要

2020年に創業100周年を迎えた老舗企業。プリンティング事業以外にもプロモーション事業、システム開発事業、アーカイブ事業を展開。印刷にとどまらず幅広く情報コミュニケーションビジネスを手掛けている。本社は奈良県。東京、大阪、名古屋にも拠点を持つ。
https://www.okamura-pic.co.jp

内定先についてお聞かせください。

創業100年を超える老舗の印刷会社です。事業内容は印刷だけでなく、デザインやプロモーションを含めたワンストップサービスを展開しています。今後Web事業を拡大していく方針があり、その要員として内定をいただいたようです。もちろん印刷の業務もありますので、印刷のデザインデータを仕上げるDTPオペレーターの仕事も兼務します。募集の段階から両方の職種がセットだったので、OICで2つの分野を学んできたことも内定の理由だったと思います。

就活はいかがでしたか。

会社見学からスタートして、その後面接へ進みました。奈良・大阪の事業所と奈良の工場も見学しました。会社見学は選考の一環で必須だったのですが、実際に職場の人を見ることができ、話す機会もいただけたのは、会社の雰囲気を感じられたという点で自分にとってもメリットでした。面接は話しやすいムードで、とくに変わった質問もなく順調に進んでいきました。面接時に持参したポートフォリオは、Web作品、ポスターやチラシといった印刷物のほか、缶バッジのデザインなども盛り込みました。ポートフォリオを作成する授業がありましたので、そのときに準備したものです。戦略はやはり、Webとグラフィックの両分野に対応するスキルがあり、それが自分の強みであることを感じてもらうことでした。それはできたのではないかと思います。

OICで印象に残っている点は何ですか。

情報系の高校出身なので、コンピュータを使うWebデザインに興味を持っていました。専門的な学習は初めてでしたが、htmlの基礎から学んで、画面上で文字を動かす体験をしたときは、Web制作の面白さを実感できました。1年の後期にはテーマだけ与えられ、自由にWebデザインを行うという実習に取り組みました。テーマは「クリスマスのWebデザイン」。自由に考えてつくれるのが楽しく、作品も1年生にしては良いものができたという手応えがありました。学外コンペに応募する機会が多かったのも学びのモチベーションになりました。ポートフォリオにも載せた作品ですが、全国から学生が応募する「痴漢抑止バッジデザインコンテスト」で入賞する経験もできました。ちなみに、このコンテストの受賞作は製品化され、販売もされました。学内だけではなく、学外の視点から評価を受けるのは、自分の力量を客観的に知る指標になるという意味で意義深いことでした。

受験生の皆さんへのメッセージ

2年間で専門就職ができた要因は、シンプルですが真面目に授業に取り組んだことです。OICではつくりながら学ぶというスタイルが多く、一つひとつの課題に真剣に向き合うことで成長できます。私の場合、疑問点はなるべく自分で調べるようにしていたのですが、わからないことがあれば先生が必ず答えてくださいます。社会に出てからもずっと勉強は続きますので、OICで勉強の仕方も身につけておくと良いと思います。

ページの先頭へ