OIC 先輩達の内定報告

Webデザインコース
奈良県立奈良北高等学校 出身
野田 健太郎さん
デザイン・Web系について

フロントエンドエンジニア

株式会社フレイバーズ

会社概要

1999年創業で、日本のインターネット黎明期からスタートした経験と実績を誇る。コピーライティングを中心とした編集力に長けており、顧客のビジネスの本質を理解した課題解決につながるWeb制作に定評がある。本社は兵庫県。
https://www.flavours.ac

内定先についてお聞かせください。

コーポーレートサイトを中心に手掛ける制作会社です。自分の企業選びの軸が、人として成長できる会社で、それはスキルという点はもちろんのこと、Web制作は個人の力だけではなく顧客やユーザーとのかかわりで成り立つものであり、客観的な視点からも成長できる環境を求めていました。内定先はそれができる会社だと実感しています。今年はコロナ禍で就活が停滞し、とても大変な思いをしました。このような社会情勢においても学校が求人を見つけてくれて、最終的には自分が立てた就活の軸と合致する会社を紹介してもらえました。

就活はいかがでしたか。

面接が中心で、ポートフォリオの内容を説明しながら進んでいきました。どのサイトにも必ずテーマがありますので、それに沿ったコンセプトを立てることが自分の制作の軸になっています。この作品はどういう考えで制作したのか、その背景から理解していただけるようお話ししました。「デザイン自体はきれいにできている」という評価をいただけたのですが、一方で、アドバイスをもらう場面もありました。作品に設置した問い合わせ欄の入力順が、名前から問い合わせになっていたのですが、これではユーザーに質問をする前に名を名乗れと要求しているのと同じなので、逆にすべきだというご指摘です。内定先の仕事はデザインだけではなく、情報の扱いに非常に気を配るのが特色です。会社の考えの一端に触れられ、勉強になりました。最終面接は意思確認だけ、という状況でした。自分の意志は変わりませんのでぜひお願いしますという形で、就活を終えました。

OICで印象に残っている点は何ですか。

OICで良かったと思う点は、デザインが好きな学生が集まっているので、多くの刺激をもらえたことです。いろんな学生のデザインを見て、お互いに学び合える環境で、それが良い学びになりました。先生との距離の近さもOICの特長だと思います。ともかく学生と教員との距離がない。先生が声をかけてくださったおかげで、デザインや作品に対して自信が持てるようになったことも多くありました。2年制コースの短期間ではありますが、就活用のポートフォリオは日々の授業に真剣に向き合っているうちに自然と溜まっていったという印象です。また、カリキュラムも幅広く、さまざまな経験ができました。例えばデッサン。絵がうまくないので苦労しましたが、徐々に対象物の捉え方が変わり、広い視野を持てるようになっていきました。グラフィックデザインの授業は楽しい時間でした。内定先はWebの制作会社ですが、いずれ業務で必要になるかもしれません。

受験生の皆さんへのメッセージ

2年制のコースで専門就職を遂げるには、できるだけ入学前にやりたいことを決めておくのがいいでしょう。迷っている時間がもったいないからです。僕はWebデザインを学ぶために、他の専門学校を中退してOICに入学した経緯があり、意志は固まっていました。なかなか決められないという人は、ぜひOICのオープンキャンパスに参加して、情報を収集してみてください。

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