OIC 先輩達の内定報告

ゲームデザイナー専攻
大阪府 星翔高等学校 出身
松村 拓也さん
ゲーム系について

デザイナー

株式会社ユークス

会社概要

日本でプロレスゲームをメジャーな分野に押し上げたソフト開発会社。アクションゲーム、スポーツゲームなどの開発にも高い実績を誇る。本社は大阪府堺市。横浜、米国にも拠点を持つ。
https://www.yukes.co.jp

内定先についてお聞かせください。

内定先はとくにプロレスゲームの開発で実績のある会社です。全米最大のプロレス団体の事業化権を持つ米国ゲーム会社と受託ソフト開発契約を結んでおり、国内だけでなく海外にも多くのファンがいます。僕はプロレスファンというわけではなかったのですが、企業研究のため同社のゲームでプレイしてみると、実際にプロレスを観戦しているようなリアルな感覚を味わえ、再現性の高さに引き込まれてしまいました。もともとリアル系のゲームが好きだったので、ぜひ入りたい会社だと思いました。職種の詳細は未定ですが、アニメーションを担当する方向で話を進めてきましたので、そうなると見込んでいます。

就活はいかがでしたか。

きっかけはOICの学内説明会でした。内定先の説明をお聞きしたとき非常にいい雰囲気で、明るい社風を感じ取ることができ興味を持ちました。その後1Dayインターンシップに参加する機会があり、その場でポートフォリオを講評していただき、すぐに面接のお話をいただきました。ポートフォリオで一番工夫した点は見せ方です。興味深い見せ方になっていないと冒頭しか見てもらえないケースもあるので、続きが見たくなるような作品の順序やレイアウトを考えました。これは先生から助言されていたことです。面接対策はゲーム業界に内定を決めていた友人に経験を踏まえて多くのアドバイスをもらったほか、先生に参加を促されたODCC(大阪デジタルコンテンツビジネス創出協議会)による模擬面接にも出て準備していました。

高校時代からゲーム業界をめざしていましたか。

入学の段階では、まだ明確ではありませんでした。4年制の専攻を選んだのは、いろんな学習経験ができるので、そのなかで進路を見つけていこうと考えたからです。進路を固めるきっかけになったのは2年生のグループ制作です。僕はモーションを担当。プログラマーなど各セクションの学生たちと一緒に一つのゲーム作品をつくる楽しさを実感するとともに、メディアフロンティア(学生作品展)で多くの人がプレイしてくれているのを見て、ゲームのアニメーションを仕事にしようと思いました。それでも当時の作品は、まだまだゲームの楽しさを伝えられるレベルではありませんでした。さらにブラッシュアップして、次のグループ制作でよりよい作品にすることを目標に学んでいきました。OICは作品をメディアフロンティアなどの機会に発信できるチャンスがあり、人に楽しんでもらえる姿が直接見えて刺激になります。

受験生の皆さんへのメッセージ

専門職での就職は難しいイメージがあるかもしれません。だからこそ、就職の準備は早めからしておくべきだと思います。とくに就活用のポートフォリオは時間のかかるものなので、早い学年から就職を意識してほしいと思います。僕自身も1年生のときは何もわからない状態でしたが、先生はその段階から先輩内定者のポートフォリオを見せて、就職への意識づけをしてくださいました。OICに入ったら先生からの情報提供やアドバイスを受けて、自分から動く。この姿勢を大切にしてください。

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