OIC 先輩達の内定報告

今川 紗良さん

ゲームデザイナー専攻
大阪府立八尾北高等学校 出身
今川 紗良さん
ゲーム系について

DTPオペレーター

株式会社トッパングラフィックコミュニケーションズ

会社概要

世界最大規模の総合印刷会社であるTOPPANホールディングス株式会社(2023年凸版印刷より社名変更)のグループ会社。多種多様な印刷物、デジタルコンテンツ制作、さまざまなパッケージ制作など広く手掛ける。本社は東京都。
https://www.toppan-tgc.co.jp

内定先についてお聞かせください。

印刷大手TOPPANのグループ企業で、OICの学校求人から応募しました。内定式のあとに会社見学をしたのですが、多くの人たちが協力して私たちの生活に必要な印刷物を作成している光景を見て、社会に対する影響が強い会社だと感じました。また、印刷物だけはなくVR(バーチャル・リアリティ)技術の開発にも取り組んでいて、例えば家具の展示を現地に行くことなくVR空間で閲覧できる技術も見せていただきました。まずはDTPオペレーターとしてデザインデータの仕上げを行いますが、いずれはグラフィックデザインも担当できるようになりたいと思います。

就活のようすを教えてください。

ゲームデザイナー専攻からこの分野をめざしましたが、造形力という基本は共通していると考え、ポートフォリオとしてさまざまな種類の2Dイラストを用意しました。作品だけでなく、OICの4年間を通してボランティアに取り組んでいて、活動中の写真も説明文を添えてポートフォリオに組み込みました。この活動には関心を持っていただき、かなり深く質問されました。内容は小学生を対象にした夏休みの自由研究のお手伝いで、OICの学内からオンラインでイラストの描き方を指導していました。ほかにはカードショップでアルバイトしていたので、そこで子供たちとのかかわり方を学んだり、オープンキャンパスのスタッフをとして、来学者の対応にあたったりしたことも伝えました。内定先はコミュニケーションを重視する企業なので、面接では作品よりも自分自身をアピールすることを意識しました。

印象に残っている学習は何ですか。

個人で作品をつくっているだけではコミュニケーション力が身につかないと考え、グループワークの授業にも力を入れてきました。テーマが設定され、その問題を解決するための方法をグループで話し合うという授業です。私は積極的に発言することを大切にするとともに、他者の意見に耳を傾けるのも大事にしていました。ユニークなテーマもあって、ダイエットのアプリを企画したことも。ターゲットや効果などついて、皆でどんどん意見を出し合っていました。チーム開発のときでも自分から進んで発信したり、スケジュールを合わせるために情報共有に努めたり、コミュニケーション重視の学び方をしてきました。

子供の頃、好きだったことを教えてください。

小学生の頃からゲームが好きで、一人用も対戦型もどちらも好きでしたが、高学年になると皆でワイワイやるゲームが中心になりました。高校からはカードゲームをやり始め、大会にも出場。対戦相手とは礼儀を大切にかかわっていましたので、コミュニケーション能力を身につける機会にもなっていました。これからも趣味としてゲームは続けます。

受験生の皆さんへのメッセージ

基礎をしっかり学ぶことが一番大切だと思います。私は4年制の専攻だったので、1年〜2年の基礎学習はすごく頑張りました。基礎という土台をしっかり築いておけば、就活用の作品も自然とできていくのではないでしょうか。

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