アイテック阪急阪神株式会社
阪急阪神東宝グループのIT企業として、グループ企業の基幹系システムの整備・構築から運用・保守などを担当。「交通インフラ」「医療」「ビル設備」「ITシステム設計・開発」といった幅広いジャンルを手掛けている。本社は大阪市。
https://itec.hankyu-hanshin.co.jp
阪急阪神グループ唯一のIT企業で、鉄道関連のシステムはもちろん、医療や不動産など幅広い事業を展開しています。規模が大きく経営の安定性が魅力であるとともに、多様な事業領域があるのでエンジニアとしていろんな経験ができると考えてめざしました。配属部署はまだわかりませんが、小さな頃から鉄道好きだったので、電鉄系のシステムは経験してみたいと思っています。
OICの学内説明会から応募したのですが、別にきっかけがあって、実は当時のアルバイト先が内定先と取引関係にあり、短期間ですが同社に派遣される形でごく簡単な保守業務に携わらせていただきました。職場の雰囲気を知ることができたと同時にシステムにも触れたことで、やってみたい仕事だと実感。このことは面接のアピール材料にもできました。ほかに話したのは、ゲーム系の専攻でも基本情報技術者を取得していることと、「システム開発演習」でチーム開発を経験したことです。自分はプログラマーを担当しましたが、分業で進めたものを合流させるときにどうしてもエラーが出てその解消に苦労したほか、何より開発ではコミュニケーションが大事だと理解。自分に不足していたことを経験的に学び、成長できたことを伝えました。
基本情報技術者を取得したのは2年のときです。この段階でゲームからITに進路目標を切り替えていました。資格取得のため、夏休みの対策講座で答案練習に励んだのが印象に残っています。IT系の進路につながる学びとしては「システム設計」があります。設計工程を上流から学ぶ授業で、プログラマーへ指示を出すための要件定義書を作成。この知識はシステムエンジニアの業務と直接かかわります。あとは「システム開発演習」を複数回経験できたこと。初回の2年次ではコミュニケーションの重要性やスケジュールを前倒しすることの大切さを理解し、2度目の演習ではその教訓を活かせました。チーム開発は入社後のプロジェクトで必ず携わるので、学生のうちに失敗も含めて経験できたのは大きいと思います。
ゲームが好きだったほかには、小学生のときは野球、中学生では柔道に取り組んでいました。スポーツで体を鍛え、柔道で礼儀を学べたのは社会人になっても活きると思います。中学生のときから好きなゲームを仕事しようと考えていたのですが、結局ゲームは趣味として置いておくことに。柔軟に進路変更ができるのもOICの良さだと思います。