OIC 先輩達の内定報告

ゲームデザイナー専攻
大阪府立西寝屋川高等学校 出身
三ツ川 克己さん
ゲーム系について

モーションデザイナー

株式会社ディンプス

会社概要

『スパルタンX』や『STREET FIGHTER』シリーズを開発したゲームクリエイターの西山隆志氏が2000年に設立。創業当初から大手ゲームメーカーの制作パートナーとして業績を積み重ねている。本社は大阪府豊中市。
https://www.dimps.co.jp

内定先についてお聞かせください。

内定先をめざした理由の一つなのですが、アクションゲームの開発に強い企業というイメージを持っていました。子供のときから好きだったアクションゲームはつくりたいと思っていたジャンル。自分が楽しんできたアクションゲームで、楽しませる側にまわれるのは喜ばしいことです。職種はモーションデザイナーです。アクションゲームの花形である、迫力ある攻撃シーンのモーションをつくっていきたいと思います。

就活はいかがでしたか。

スタートはOICの学内企業説明会でした。説明会の際に作品データをお渡ししたら「モーションのチームに見せる」と預かっていただくことになりました。その後、様々な修正の要望をいただき、それに対応することでポートフォリオ扱いとなりました。そして修正がOKとなり、面接に進んだという流れです。面接でも作品に関する質問があり、こだわったポイントやモーションの参考した映画作品などについて話をさせていただきました。実は内定先から「基本の動きはまだまだ」と言われていて、クオリティーに対する評価は決して高くはありませんでした。それでもアピールする力はあったようで「やる気が伝わってくる」と期待値は高く持っていただいています。それに応えられるように技術を上げていきたいと思います。OICの学内説明会が出会いの場となり、そこから内定までスムーズに流れていきました。学校には大変感謝しています。

モーションデザイナーは入学時からの目標でしたか。

入学時はめざす職種に関してはまだ曖昧で、モーションデザインに興味を持ったには2年のときです。いろいろと学ぶうちにキャラクターにモーションをつける楽しさに目覚め、そこからはモーションデザインを中心に勉強する学校生活になりました。モーションの修得には時間がかかりますので、大切なのは日々の積み重ねです。授業の課題だけではなく、自主制作に取り組むことが欠かせません。放課後も学校に残ってフリースペースでよく作業をしていて、そこで仲良くなった先輩に作品をみせてアドバイスをもらうことが多くありました。このようなつながりができやすいのは、OICのいい点だと思います。作品づくりに加えて、いつも意識していたのは人や動物の動きを観察することです。町では人間の歩き方、カラスが飛び立つときの羽の動きなどに注意を払っていますし、ネットでも動物の動きを調べるなどしています。このような学びを常日頃からやってきました。

受験生の皆さんへのメッセージ

めざす職種が決まったら、それに向けて授業以外でどれだけやるかが重要だと思います。OICは授業の縛りが少なく、自主制作に取り組む時間が多く取れる学校。自由度は高い環境なのでOICで学ぶなら、自主制作の時間を大事にしてほしいですね。そこで大切なのは先輩や友達に積極的に作品をみせてアドバイスをもらうこと。他者の視点を借りるのは、非常に重要なことです。

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