OIC 先輩達の内定報告

ゲームプランナー専攻
大阪府立佐野工科高等学校 出身
塩路 健さん
ゲーム系について

ゲームデザイナー(企画職)

株式会社アクワイア

会社概要

1994年の創業以来、「独自性」「奇抜さ」をキーワードに、常識にとらわれることのない「尖った」オリジナルコンテンツの開発に取り組んでいるゲーム会社。「勇者のくせになまいきだ。」「侍」「OCTOPATH TRAVELER」などのタイトルで知られる。本社は東京都。
https://www.acquire.co.jp

内定先についてお聞かせください。

内定先は据え置きゲームを中心につくっている会社で、「独自性」「奇抜さ」をキーワードにした開発を行っているのが特色です。オリジナリティに富んだ作品を数多く生み出していて、会社の方向性と自分のつくりたいものが一致しているのが志望した動機です。職種はゲーム企画です。自分が企画したゲームが世に出るという経験を早くしてみたいですね。

就活はいかがでしたか。

おもにはポートフォリオ選考と面接でした。企画職ですので、ポートフォリオは企画書になります。就活に向けたポートフォリオ作成に際しては、先生の力も借りてクオリティーアップに努めました。企画内容だけではなく、簡単なキャラクターを描いて盛り込むなど、ある程度自分でデザインをしたうえでデザイナーに対して指示が出せるスキルも見せるようにしました。面接では見やすい企画書という評価でした。ゲームの内容をわかりやすく伝える企画書を整えるのは結構難しいものだが、きちんと書けているということで褒めていただけました。受けた質問はプランナーをめざした動機や最近感動したことなど、一般的な内容です。最終は役員面接でしたが、雑談も交えるなど話しやすい雰囲気をつくっていただきました。

OICで印象に残っている点は何ですか。

企画書の作成については、もちろん授業でもやるのですが、授業外でも先生に添削を受けていました。先生も授業の枠組みに関係なく対応してくださいました。僕自身企画を考えるのは好きなので、町に出ても電車に乗っても、何かゲーム化できるものはないかアンテナを張り、アイディアが浮かんだらメモを取るということを日常的に行っていました。他職種とかかわって学ぶ機会も勉強になりました。1年次はゲームデザイナー専攻と同じ授業を受けます。そこでデザインの基礎を学んだことで、フォトショップを使ったデザイン性のある企画書をつくれるようになったほか、デザイナーとのコミュニケーションもスムーズに図れるようになりました。3年次のチーム制作では自分でチームを組むのですが、それまで接点の少なかったプログラマーに加わってもらいました。自分の作成する企画書、仕様書はプログラマーにはわかりにくかったようで、プログラマーに対しては、デザイナーと説明の仕方を変えないと伝わらないことが理解でき、とても参考になりました。

受験生の皆さんへのメッセージ

プランナーをめざすには熱意が第一。OICの4年間ずっと同じことを考え続けてきましたし、入社後も1つのゲームに数年間向き合うことが普通という状況になります。だから同じモチベーションを持ち続けることが大切。僕のモチベーションは、遊んで盛り上がる時間を人々に提供したいという思いです。

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