OIC 先輩達の内定報告

ゲームプログラマー専攻
大阪市立中央高等学校 出身
青川 亨さん
ゲーム系について

ゲームプログラマー

ナツメアタリ株式会社

会社概要

「すべての人をハッピーに」を企業理念に、ゲーム・遊技機・ゲーミングなどの企画・開発・運営を行うエンターテインメントカンパニー。端末の種類を問わず、あらゆるゲームソフトを開発できることが強み。本社は大阪市。
https://www.natsumeatari.co.jp

内定先についてお聞かせください。

内定先について調べると、単なるゲーム会社の枠にとどまらない多彩な事業を手がけていることがわかりました。それは一つの会社に幅広い知識、技術、視点があるということですから、そこが内定先に興味を持ったきっかけです。創業から30年を越えていることも魅力でした。ゲーム業界で30年というのは老舗の部類です。激変する業界のなかで、最新技術をキャッチアップしながら成長を続けてきたことは経営力の証だと思います。ゲーム業界に入るのは小学校5年生からの夢。まだ実感はわきませんが、自分のつくったもので多くの人に楽しんでもらえるように頑張ります。

就活はいかがでしたか。

主なプロセスはポートフォリオと履歴書の選考と面接。なかでも柱はポートフォリオです。だからポートフォリオをつくる日々の授業が就職対策だったと言えます。ポートフォリオを意識し出したのは、少しずつ3D作品を一人でつくれるようになってきた3年の頃でした。3年の終わりにはOICの「業界セミナー」で企業の方から指導を受ける機会があり、プログラムの書き方とUIの配置、つまり内側と外側の両面から的確な指摘をしていただきました。就活に向けて作品を揃えていくうえで、あの日が分岐点になりましたね。企業の方からの指摘を意識して作品をブラッシュアップし、その過程で先生のアドバイスもいただきながらポートフォリオを完成させていきました。ポートフォリオには、ジャンルの重複に気をつけてシンプルな2Dゲームから3Dゲームまで、技術、テイスト、企画力の幅広さを見せる構成にしました。内定先には膨大な応募があり、その中でも作品を丹念に見てくださったので、技術力が評価されての採用だと思っています。

OICで印象に残っている点は何ですか。

全体としては1年でまず一人でゲームをつくれる力を身につけ、2年ではグループ制作でコミュニケーション力を磨き、3年からは就職に向けた作品力を高めるという流れで学んできました。好きな科目は、やはりめざす職種に直結するゲームプログラミングです。エラーが発生して、どうしても原因がわからないときは先生に質問していたのですが、昼休みでも放課後でもマンツーマンでとても熱心に教えていただきました。それと基本情報技術者試験の資格も取得しています。ゲーム系のカリキュラムには対策授業はないのですが、選択は可能なのでプログラマーとしての知識を高めようと考えて履修しました。夏休みにはIT系の学生と一緒に対策講座にも参加していました。ゲーム系の学生でも国家資格をめざせるのはIT系専門学校であるOICの強みではないでしょうか。

受験生の皆さんへのメッセージ

OICのよさは、どの先生でも相談したら親身になって対応してもらえることです。自分のやりたいことを積極的に伝えていけば必ず応えてくれるし、どんどんスキルアップする環境は整っています。ポイントは自分から働きかけること。僕自身、それをしていなければここまで成長できなかったと思っています。

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