OIC 先輩達の内定報告

平島 慎一朗さん

ゲームデザイナー専攻
大阪府立堺工科高等学校 出身
平島 慎一朗さん
ゲーム系について

3Dモーションモデラー

株式会社カプコン

会社概要

数々の人気タイトルを手掛ける日本を代表するゲームメーカー。おもにアーケードゲーム、コンシューマーゲームの開発・販売を行う。海外にも数多くのファンが存在する。東証一部上場企業。本社は大阪市。
http://www.capcom.co.jp

内定先についてお聞かせください。

カプコンは日本を代表するゲーム会社。常にハイレベルな作品をつくり続けています。3 Dキャラクターモデラーとして内定をいただき、カプコンで3Dの造形に携わることに大きな喜びを感じると同時に、責任が生じることも自覚しています。カプコンに見合った実力をつけ、クオリティーの高い作品をつくっていきたいと思います。

就活のようすを教えてください。

いつでも就活用のポートフォリオを作成できるように、1年から取り組んで作品数の確保に努めていました。本格的に就活を開始したのは4年の3月でしたが、それまでにインターンシップに応募したり、コンテストにチャレンジしたり、クオリティーアップのための活動に励んでいました。面接では事前に送ったポートフォリオの講評をいただきました。その中にスカルプトという3Dソフトを使って人物やモンスターを造形した作品があり、内部まで綿密に作成したつもりでした。その作品を取り上げて「作り込みが凄い。非常に細かい部分までしっかり表現できている」という評価をいただきました。実は同じゲームデザイナー専攻の本山 智敦くんが、僕より1週間ほど先にカプコンに決まっていました。内定の連絡をもらったときは、家族よりも先に彼に連絡しましたね。本山くんとは部署も近いので、入社後も協力し合いたいと思います。

積極的に学外へも学びの場を広げていたようですね。

応募したコンテストは「CGWORLD」です。作品に対して非常に参考になるフィードバックをもらえるので、クオリティー向上のための重要なイベントと位置づけていました。「CGWORLD」側からは、光の当て方であったり構図であったり、全体を意識するあまりなかなか目が行かない部分を指摘してもらえました。そして「1枚の画像から物語を感じさせるつくり方ができるように」と言っていただきました。当時の僕の作品には、まだメッセージ性が欠けていた。とても参考になりました。OIC入学当初は2Dを主体に学んでいました。2Dも好きなのですが、先生に3Dを教わり自分でも独学で深めていくと3Dがより楽しくなり、進路もこの分野にしました。先生は業界の方で、最新の知識をお持ちです。3Dをつくる工程や現在主流になっているソフトなど、いろいろと教えてもらいました。あとは友人と二人三脚で独学。3Dモデラーに求められるものは何と言っても造形力なので、そこに磨きをかけてきました。

受験生の皆さんへのメッセージ

精神論になってしまいますが、自分を信じること。僕は学生生活の後半から3Dにのめり込んでいきましたが、コレと決めたことは周りに流されずやっていく。皆がやっているから自分もやる、ではないのです。OICは自主学習をするための施設・設備が整っているし、やる気のある学生も多く、ともに教え合い学び合うことができる環境があります。

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