学校概要

大阪情報コンピュータ専門学校（以下OIC）は、私立学校法第64条第4項に定められた学校法人であり、学校教育法第124条に基づく専門学校（専修学校）です。授業時間数、教員数、設備などに関する一定の基準（専修学校設置基準等）を満たし、所轄庁の大阪府知事より正式に認可されていますので、在学生は通学定期および交通機関等の学割が利用可能です。

OICでは2・3年制学科卒業時に専門士の称号が付与されます。専門士とは一定の要件を満たす専門課程の修了者の称号で、短期大学士と同等とされ4年制大学編入も可能です。また、4年制学科卒業時には高度専門士および大学院入学資格が付与されます。これは4年制専門学校の卒業生が「大卒者と同等の学力を有する」と公的に位置づけられたことを示します。

OICは全国の専門学校の内、職業教育の水準の維持向上を目的として、企業と密接に連携し実践的な職業教育に取り組む専門学校の学科を、文部科学大臣が認定した職業実践専門課程認定校です。本校が設置する8学科、全26コースすべて職業実践専門課程として認定されています。

OICは、2020年4月より実施された「高等教育の修学支援新制度」の対象校です。この制度はしっかりとした進路への意識や進学意欲があれば、高等教育機関に 進学できるチャンスを確保できることを目的に実施されています。修学の支援に関する法律に基づき、一定の要件を満たすことの確認を受けた高等教育機関が対象になります。

OICの教育活動は、文部科学省などの官公庁をはじめ、さまざまな機関や企業から高い評価を受けてきました。1988年に通産省（現経済産業省）の「情報化 人材育成連携機関委嘱校」の指定を受けて以来、文部科学省や厚生労働省からのさまざまな委託事業に取り組んで成果をあげてきました。また、世界的なIT企業（マイクロソフト、シスコシステムズ、オラクル）のアカデミー教育校の指定も受けるなど、産業界との連携でも実績をつんできました。

OICの姉妹校・大阪経済法科大学は、公認会計士や司法試験合格者など優秀な人材を多数輩出してきました。OICとの連携も盛んで、教職員の交流や相互の講 師派遣、共同研究などに取り組み、双方の教育研究の発展を図っています。また、OICは大学編入を望む学生のために、全国14大学の指定校推薦枠を確保しています。

OICのグループ校は「ゲーム」「ボーカロイド・ムービー」「マンガ・アニメ」「ITビジネス」の基礎を学びながら高卒資格も取得できる「大阪情報コンピュータ高等専修学校」、姉妹校は 経済学部・経営学部・法学部・国際学部の4学部を擁し、実社会で活躍できる人材を育成する「大阪経済法科大学」。OICはその40年の歩みのなかで、グループ校・姉妹校とともに教育による社会貢献を果たしてきました。姉妹校の「大阪経済法科大学」とは共同研究や人事交流も実施しているほか、OICから編入学特別指定校推薦で 編入も可能。同じ高等教育分野における協力関係を密にし、相互の教育研究ノウハウの研鑽に努めています。

本校のキャンパスは、交通アクセスに恵まれた大阪市内・上町台地にあります。周辺には近鉄百貨店などの商業施設やシェラトン都ホテルなどの宿泊施設、ファーストフードやコンビニエンスストアのチェーン店、そして昔ながらの風情ある商店も残されています。繁華街だけではなく、生魂町から四天王寺にかけては多数の寺社仏閣があり、新しいものと古いもの、静と動の融合といった独特の雰囲気をもつ街です。