2014年2月26日(水)、シェラトン都ホテル大阪4階『浪速の間』にて「2013年度優秀者表彰式・祝賀会」を開催しました。

2013年度優秀者表彰式・祝賀会

本会では、1年間の学習において優秀な成果を収めた学生の努力と功績を称え、学校全体で盛大に祝賀しています。

 本年度も、基本情報・応用情報・情報セキュリティスペシャリストなどの難関国家試験に見事合格した方や、ゲーム・デザイン分野において優れた作品を制作し、学内作品展や外部コンテストで高い評価を受けた方、総勢109名の学生が本校の優秀者に選ばれました。

優秀者表彰式

スーツやドレス、振袖など普段とは違う華やかな装いで集まった学生たちは、みな晴れやかな表情で、本年度の優秀者に選ばれた自信と誇りを感じている様子でした。

 学内とは異なる特別な空間で優秀者となった学生と教職員が一堂に会し、厳かな空気が漂う中、第一部の表彰式が開会しました。

 主催である呉本学部長からは、本年度優秀者が地道に努力を重ね、本校の教育目標である高度な資格取得や優れた作品制作を達成したことへのお祝いと 労いの言葉が述べられました。そして、1年の節目であるこの時期に改めて「なぜ学ぶのか」を自分自身に問いかけ、次の目標に向かう気持ちを呼び起こしてほ しい、とのあいさつがありました。

 つづいて、本年度優秀者109名の中から選出された最優秀者3名、優秀者12名が表彰状を授与され、最優秀者には記念品として腕時計が、優秀者にはネーム入りボールペンが贈られました。

表彰者挨拶

表彰者を代表して、最優秀者に選ばれたアートディレクター専攻2年の北原さん、優秀者に選ばれたネットワークセキュリティ専攻2年の横山くんが挨拶されました。

 北原さんからは、何度も壁にぶつかりながら半年かけて制作した作品が学内作品展で最高の評価を受けた喜びと、同じグループで支えてくれた仲間や先 生に対する感謝の気持ち、そしてグラフィックデザイナーになることを目指して日々成長していきたいという決意が延べられました。

 横山くんは、一度は不合格という悔しい思いをした難関国家資格に再挑戦し合格したことで、自身の成長を実感できたことや、またチームで開発した Webアプリケーションが学内作品展の来場者から高評価され、自分たちのテーマや作品に自信が持てたこと、次はより面白いシステムを作りたいと力強く語っ てくれました。

 本年度優秀者の代表にふさわしい成果と自信にあふれた内容に、会場の学生たちは大いに刺激を受け、教職員は学生の成長を実感する場になりました。

優秀者祝賀会

第二部の祝賀会は、緊張感のある表彰式の空気から一転、会場には色とりどりの料理やデザートがずらりと並び、和気あいあいとした雰囲気に包まれまし た。同じクラスの仲間はもちろん、普段はあまり関わりがない学生同士や教職員も、この1年の努力とその成果に対する喜びを分かち合い、親睦を深めました。

 歓談が進む中、ステージではプロによるマジックショーが披露されました。目の前で次々と繰り広げられるイリュージョンに驚きと歓声があがり、学生がステージに上がって参加する一場面もあるなど、会場内はこの日一番の盛り上がりを見せました。

 

優秀者代表挨拶

祝賀会の最後を締めくくるにあたり、本年度の優秀者を代表して、ゲームプログラマー専攻2年の松本くん、ITスペシャリスト専攻1年の前田さんが挨拶を行いました。

 松本くんは、チームのメインプログラマーとして仲間と一緒に作品制作をすることを通じてともに成長できたこと、また今回受賞した作品を第一歩に、将来は多くの人に楽しんでもらえるゲームを作りたいという夢を熱く語ってくれました。

 前田さんは、夏休み期間の対策講座や工夫された先生の授業、友達の支えといった日々の積み重ねがあったからこそ、入学して半年ほどで国家試験の合格にたどり着けた喜びと、やればできるという自信につながったと述べ、

 今後はより高度な国家資格に挑戦し、IT分野を目指す後輩たちにしっかりとアドバイスできるようになりたいと抱負を語りました。

表彰式・祝賀会を終えて

2013年度、多くの学生とともに喜びと笑顔にあふれる優秀者表彰式・祝賀会を開催することができました。

 「ものづくり」に取り組む技術者、クリエイターを目指して日々、努力するみなさんに敬意を表するとともに、我々教職員は、これからもみなさんを最大限支援する決意を新たにする場となりました。

 来年もこの場で再会しましょう。