ゲーム TALK LIVE 開催

人気ゲームタイトルを手掛けるゲーム会社2社による、ゲームTALKLIVEが、12月13日(土)OICで開催され、多くの在校生や高校生などで会場が 埋め尽くされました。この日は、「ダークソウル」「アーマード・コア」などを手掛ける株式会社フロム・ソフトウェアと、「魔界戦記ディスガイア」シリーズ や「魔女と百騎兵」などを手掛ける株式会社日本一ソフトウェアの2社から、それぞれ人事ご担当の立野怜子氏と海道雄弥氏が来校されました。
 TALKLIVEは、会社紹介、トークセッション、OIC生の公開作品批評の3部構成で進められました。

まず会社紹介では、フロム・ソフトウェアの立野氏、日本一ソフトウェアの海道氏より、それぞれの会社の概要や、これまで開発してきたタイトルをデモムー ビーで紹介して頂きました。会社ごとの開発に対するこだわりや考え方、実際の制作現場の雰囲気をリアルに語っていたくなど、まさに業界の生の声が溢れかえ りました。印象に残った言葉は、日本一ソフトウェアの海道氏が「自分たちが作っているのは作品ではなく、商品である」というお話。すべてはお客様の立場や 視点にたって仕事をしているという、プロのすごさがにじみ出ていました。

続いては海道氏と立野氏によるトークセッション。本校学生がぜひ聞いてみたい質問をお二人にぶつけるという形で進行しました。本当に貴重なお話をたくさんいただきましたが、恐縮ですが紙面の関係上、一部のみを抜粋してご紹介します。

<ゲーム業界の将来や業界でこころがけていることは>

海道氏「枠にとらわれずに、おもしろそうなことはどんどんやってみる」、

立野氏「これまでもゲームの形はどんどん変わってきた。将来もハードウェアの形が変わる中で、活躍できる場が増えると考える」「プレステーションレ ベルのゲームが今はスマホでできる時代。学生のみなさんも、今あるゲームを作れるようになりたいと思うだけでなく、まだ形になっていないもの、10年後を 考えてゲームを作ってほしい」と、業界の未来を見据えたお話が次々とくり広げられました。

<学生時代にやっておくべきこと>

海道氏「有名なゲームをやってみたり、興味のあるコンテンツを調べたり、何がいいのかを考える力をつけてほしい」
立野氏「自分の強みだと思うことや、好きだと思うことにういて、心血を注ぎこんで取り組んでほしい」

<作品の評価や求めるスキル>

立野氏「大量の作品をみるの で、一つ一つの作品に時間をかけることは難しい。その中で、パッと目に留まるもの、印象に残るものがある、こだわりをもって作った作品は、それが伝わる」 「完璧は求めていない。自分の興味のあることをアピールしてほしい。しかし言ったからには相応の努力が求められる」

海道氏「見る側の立場に立って作っていること。たとえば、提出作品の説明やプログラムに対すコメントなどがないまま、作品を提出するのは見る側のこ とを考えていない」「その上で何がやりたいのか見えていることが大切」といったように、厳しくも納得できるお話の連続で、今後の作品制作にますます意欲が 湧くような機会となりました。

 最後にOIC生の作品について、公開での作品批評をいただきました。実際にゲーム作品やCGの静止画などをスクリーンに映しながら、「見る側の立 場を考えるとはどういうことか」「こだわりを持って作った作品はどこが違のか」など、貴重なアドバイスに参加者のメモを取る手が止まりませんでした。

 トークセミナーでお二人が一貫して強調されたのは、見る側の人のことを考えて作る、今自分がやりたいと思うことを徹底的に深めること、だったように思います。

 参加した学生や高校生にとっては、今後の学習や作品制作の大きな励みになりました。
最後に、フロム・ソフトウェアの立野様、日本一ソフトウェアの海道様、この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。