7月3日(金)、ヤフー株式会社からシステム統括本部 プラットフォーム開発本部 吉井様  と スマートデバイス推進本部 大阪開発室 白井様  にお越しいただきIT業界講演会を開催しました。吉井様は本校の教員と以前から交流があり、今回の講演会を開催する運びとなりました。


 IT業界最新動向の中に数多くのユーモアを織り交ぜて頂いたので、その魅力にどんどんひきこまれていく講演会でした。

数字で見るヤフー

 まず、ヤフー株式会社の事業内容について「数字で見るヤフー」と題し、クイズ形式でご紹介いただきました。 初めは3ケタ程度の数字から最後にはPB(ペタバイト)という単位の数字まで、大小さまざまな数字が出題され、その数字が一体何を表しているのかを問われました。 一見難しい問題かと思われましたが、次々に答えを当てていく学生の姿が印象的でした。


 講演会終了後に聞いてみると「だいたい予想がつきました!」と頼もしい回答が返ってきました。こんな風に予想ができるのも、日頃の勉強の成果が表れたのだと思います。

めまぐるしい変貌を遂げるIT業界の動向をチェック

 日本のトップ企業のひとつでもあるヤフー株式会社で勤務する吉井様も、昨今のIT業界のトレンドについて日々勉強しておられるという話をお聞きしました。たくさんの情報の中から、吉井様が特に注目するトレンドについて6項目をピックアップしてご紹介いただきました。IT業界で注目される話題に関連したリアルなビジネスの事例までご説明くださったので、貴重なお話を聞くことができました。

インプットとアウトプットの重要性

 最後に、学生時代にやっておくべきことについてアドバイスを頂きました。


 まずは「インプット」を突き詰めること。ジャンルを問わず、今興味があることを実行し、インプットの価値を高めることが大切です。「興味がある」というきっかけを生かし、突き詰めることで「技術」へと変えていき、アウトプットすることが大切だと教わりました。

 「アウトプット」することで、今まで自分が学んできたことがどのように評価されるのかを知ることができます。それが、自分の置かれている環境について見つめなおす良い機会になります。
 できるだけ学校の中だけではなく、SNSやイベントなどを通じて学外に出て、外の技術にも触れておくようアドバイスを頂きました。

 

 そこで、HackU担当者の白井様よりハッカソンイベントのご案内をうけました。こちらのイベントは学生限定のイベントなので、「インプット」の価値を高める良い機会になるとのことでした。さっそく学生は持参したパソコンやタブレット端末などでHackUについてメモをとっていました。

講演会を終えて

 質疑応答の時間では積極的に質問する学生が多くみられ、たくさんの質問に答えて頂きました。中には企業秘密すれすれのきわどい質問もあり、会場ではどよめきが起きる場面も。(笑) 答えられる範囲ではありましたが、誠実な姿勢で学生の質問に対応してくださいました。誠にありがとうございました。

 全く堅苦しい雰囲気ではなく、冗談も交えながらのアットホームな講演会はあっという間に終了しました。
 質疑応答の時間が限られていたため、聞き足りない学生は講演会終了後も残ってくださっている吉井様と白井様のもとへ駆けつけ、談笑する姿も見られました。

 お忙しい中、わざわざ来校してくださったヤフー株式会社の吉井様と白井様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 OICでは、今後も様々な業界人をお招きして業界講演会を開催します。たくさん参加することで「インプット」の価値を高めていく良い機会にしてください。
 また、在校生向けのものだけではなく、高校生向けのものも実施していますので、IT・ゲーム・デザイン系分野で夢を持つ高校生のみなさんはぜひこの機会を逃さずご参加ください。

Hack U URL