新しい年も明けた1月18日(月)、授業終了後に留学生新年交流会を行いました。
世界の十数ヵ国から来日し、普段はOICのそれぞれのクラスで学ぶ留学生たちが、今日は集まりました。
和菓子と生春巻きを囲んで交流
カンボジア出身留学生からの「サワディー ビーマイ!(新年明けましておめでとう)」という元気な乾杯音頭で新年交流会がスタート。
この日のためにベトナム出身留学生のライさんがアジアン料理の定番ともいえる生春巻きを、日本人の学友と共に60本も準備してくれました。自家製ソースはさらに絶品で、皆お箸がすすんでいました。
また「人生初めて生春巻きを食べます!」という留学生もいて、とても良い文化交流の場となりました。
先輩から進路のアドバイス
美味しい生春巻きを食べながら話がはずんだところで、3月に卒業予定の留学生の先輩から、自身の経験談や後輩に向けたアドバイスを頂きました。本校の留学生の多くは卒業後、日本での専門就職を希望しています。
まずは、東証マザーズ上場のインターネット広告代理店である株式会社アドウェイズに就職が決まったモンゴル出身留学生 テレムーン君からです。
就職活動を始める前までは母国に帰国するつもりだった自分が、OICの就職合宿「キャリアブートキャンプ」の参加をきっかけに考えがガラリと変わり、日本に残って活躍したい!と強く思うようになったこと、日本での就職活動の中で4社中、2社から内定を頂いた経験について話しがありました。また、職種の理解と自己分析を通じて、自分の力が発揮できる仕事は何か考えることが大切だとアドバイスがありました。
最後に「日本に留学している私たちは、母国語と日本語を使える。それを大きな武器にしよう」という力強いエールを頂きました。
続いて、大学の3年次編入に合格した留学生を代表して、ベトナム出身留学生 ライさんとドミニカ共和国出身留学生 ルイス君からのアドバイスです。
ライさんからは、将来自分の力で起業したいという目標について、そのためにもっと実力を身につけようと大学編入を決めたという経験について話して頂きました。
また、ルイス君からは「大学に行って何を学びたいかについて、その後の進路も見据えて明確に考えておくべき。出身国と日本の経済的なつながりや、そこに自分はどう貢献したいのかしっかりと将来像を持ってください。」というアドバイスを頂きました。
次年度、大学3年次編入を希望している国費留学生たちは熱心に耳を傾けていました。
今後日本では、専門技術と知識を持った留学生が活躍する場が益々、増えてくると予想されます。留学生のみなさんが、一層、学業に励み、充実した学生生活を送ることを考える新年会となりました。