1泊2日の就職合宿「OIC Career Boot Camp 2018」を開催!

 次年度2017年度に卒業予定の学生を対象とした就職活動のスタート準備として、今年も1泊2日の就職合宿「OIC Career Boot Camp 2018」を開催しました。開催8回目を迎えるこの合宿は、これから始まる就職活動と、その先にある社会人生活に向けた「心身の準備」を行う内容で組まれており、OICの就職支援を代表する恒例行事となっています。その様子を紹介します。

OICキャリアブートキャンプ 開始!

 【OIC Career Boot Camp 2018 ~自分への気づきと面接力を仲間と高める2日間~】と題し、11月18日(金)から19日(土)にかけて、大阪南港の「大阪アカデミア」に会場をお借りして開催しました。
 250名を超える学生が参加、9つの分科会に分かれ、外部プロ講師の進行のもと1泊2日の合宿を行ってきました。
 

 この合宿では、学生たちは学校で日常を共に過ごすクラスを離れ、専門分野も学年も全く異なる仲間と分科会のチームを組んで過ごします。気心の知れた仲間や見慣れた教室という「普段の生活」とは180度異なる環境の中、緊張感を持って初対面の学生とともに課題に取り組んだ「非日常的」な2日間でした。

1日目はグループ演習に取り組みました!

 1日目は、全体で開会式を行った後、各分科会グループに分かれ、自己分析・振り返り・自己開示・協力等をテーマとした総合的なグループワークを行いました。初対面の仲間同士、まず二日間をともに過ごす仲間を知り、チームを形成するための交流ワークから始まりました。初めはぎくしゃくしていた場の空気も、ワークを進めるうちにだんだんと笑顔の多いあたたかい雰囲気になっていました。
チームの中でメンバーシップが出来上がり始めると、ここからが山場のグループ演習です。実際の就職試験でも多くの企業で実施されている「グループディスカッション」、「グループワーク」を想定して、外部プロ講師が準備してこられた様々なワークに取り組みました。全体で目的や目標を共有しながら、個性豊かなメイン講師の進行の下で分科会ごとにまったく異なるグループ演習が進むのも、この就職合宿の大きな特徴の一つと言えるでしょう。

 参加している学生達も、始めは慣れない環境にとまどい少し不安そうな様子でしたが、「自分を表現する」「相手を理解する」「与えられた課題に取り組む」「みんなで振り返る」という体験を繰り返す中で、新しい仲間もでき、目の前の「就職活動」だけでなくその先にある「社会人生活」に向けて、大事な気付きを得られたのではないでしょうか。

2日目は初めての本格的な就職模擬面接を経験しました!

 翌日は、朝から夕方まで集団模擬面接のロールプレイに取り組みました。面接評価者として、学外から企業人事の方や就職支援をされておられる方など、45名の方々にご協力頂きました。OIC教職員や先輩メンターの学生も加わって、面接官役は総勢90名。本番さながらの緊張感と、学生や面接支援者の熱気の中で、本格的な模擬面接が進みます。

自分の長所や軸・キャリア選択の方向性を見つめなおすきっかけを掴んだ学生。まだまだ自分中心視点であることや職種理解の浅さに課題を見つけた学生。仲間の面接を観察することで面接をする側の視点を学んだ学生。一人一人が充実した時間を過ごしたことでしょう。
「自分の言葉で自分の思いを話す」ことの大事さや手応え、難しさを感じたのではないでしょうか。

 最後の閉会式では各分科会の代表学生から、2日間の様子の報告がありました。発表する学生も、それを聞く学生たちも、前日の開会式よりもぐっと成長した顔つきでした。その姿勢や心構えを、ぜひ日常の学校生活でも忘れず大事にしてください。
 

そしてもうすぐ2017年

参加した学生のみなさん。

 12月も半ばに入り、いよいよ2017年を迎えようとしています。年明けから具体的に始まる就職活動は、皆さんにとって初めて経験することばかりだろうと思います。良くわからないこと、不安や迷いも当然あるでしょうが、「OICの就活は団体戦」です。自分の考えや行動に責任を持ちながら、学校の仲間やクラス担任の先生、キャリア支援課スタッフ、学外から皆さんを支援してくださる多くの方々の力も借りて、失敗や間違いも成長の糧として一歩ずつ進んでいきましょう。
 

 OICは今後も皆さんの就活をサポートしていきます。
 
■    ご協力頂きました皆様へ

 最後にこの場をお借りして、「OIC Career Boot Camp 2018」にご協力頂きました皆様に御礼申し上げます。

 9名のメイン講師の皆様、ならびに45名の外部面接官役の皆様。お忙しい中会場にお運び頂き、学生へのご支援を頂けましたこと、OIC教職員一同厚く御礼申し上げます。
後輩のため、フル稼働で運営をサポートしてくれた先輩メンターの皆さんも、ありがとうございました。