【コンテスト】六本木デザイナーズフラッグ・コンテスト2018に入賞しました

 第10回 六本木デザイナーズフラッグ・コンテスト2018にて、2年生のグラフィックデザインコースの髙本優太くんが手がけた作品が港区長賞を受賞しました。

 今回のコンテストは「よそおい」をテーマに、北海道から沖縄までの全国各地に住む16歳~72歳までの幅広い層からの応募作品の中からまず134点の入選作品が選ばれ、その中から特に優れた9作品に各賞が与えられるというものです。入選作品はこの春より六本木のまち中に立つ街路灯に掲出し、展示されるとのことです。

 

 栄えある港区長賞を受賞した髙本くんに、コンテスト受賞について語って頂きました!

高本くんの作品 「六」

作品について教えてください!

 

 グラフィックデザインの授業で先生から紹介されたのがきっかけで応募しました。全国から応募があり、一流デザイナーも多数応募されているし、日本人だけでなく感性や文化の違う外国人の方も応募されていると聞いたので、賞を頂いたのはとても嬉しく思います。

 今回のテーマの「よそおい」がひらがなであることにも注目して、ラフを3案出しました。最初はビルを帽子に見立てたデザインを考えていたのですが、そこからもっとシンプルにして帽子と「六」の文字を掛け合わせて六本木の「よそおい」を表現してみました。

 視認性をよくするのと、親しみやすさを出すために、金曜ロードショーのオープニングムービーの色味を参考にして黄色と黒を選びました。実はこれは先生にも言ってない制作秘話です(笑)

この2年間で自分なりのラフの描き方を見出しました

授賞式は東京で行われたそうですね!

 

 そうなんです!初めての東京だったので、家族と一緒に授賞式に行きました。

 その時に、家族がすごく喜んでくれたんです。喜んでいる姿を見て、僕もうれしい気持ちになりました。

 入賞が決まった時には祖父母にも作品を見せに行ったのですが、同じように喜んでくれて、褒めてくれました。家族の応援や支えもこれからの創作意欲の向上につながるなぁと実感できて、本当に良い機会になったと思っています。

どんな授業が役立ちましたか?

 授業はもちろん、僕は先生方にすごくお世話になったと思っています。

 たとえば、コンテストを紹介してくれた森田先生は、現役のイラストレーターの先生です。技術はもちろんですが、僕の良いところをすぐに見つけてよく褒めてくれます。指摘されることもありますが、最後はまた褒めてくれるのでモチベーションがあがりっぱなし(笑)

 クラス担任の野田先生はいつも的確で納得感のある指導をしてくれます。悩んだ時に相談に行けばどんなことでも助けてくれます。就職活動の時もたくさん相談して、プロ目線のアドバイスを頂き、無事内定できたと思っています。

・・・こんなことは普段言わないので照れますね(笑)

学校行事で思い出に残っていることはありますか?

 来月開催されるメディアフロンティア(学生作品展)の委員会が楽しかったです。Web部に所属しているので部活の先輩や同級生との作業は大変な時も楽しく乗り越えられました。

 出展の方でもWeb部の1年生で架空の美術館を紹介するWebサイトやポスターなどを制作して、入賞することができたのも良い経験になりました。たくさん失敗もしましたけどね(笑)でも、その失敗が良かったと思います。失敗しないようにするためにはどうすればよいか、考えて行動していくことで、より自分の経験が磨かれていくと思います。

今後の目標を教えてください。

 これから社会人になり、最初はグラフィック以外の営業の仕事がメインになる予定です。直接デザインをすることは少なくなるかもしれないけど、デザインの知識はしっかり学んだ僕なりにできることを探して頑張ろうと思います。

 学校で身につけた技術や感性をもっと磨くべく、これからもクリエイティブ活動をながく続けていきたいと思っています!!

六本木デザイナーズフラッグ・コンテスト