【産官学連携】大阪市ふるさと寄付金リーフレット表紙に採用されました!

 

 大阪市との産官学連携事業の取り組みの一つとして「大阪市ふるさと寄附金」のリーフレットデザイン公募に取り組みました。応募作品の中からアートディレクター専攻2年生 田中彩花さんの作品がみごと採用されました!

 大阪市をイメージさせ、なおかつ楽しい雰囲気に!という要望に対し、ご担当者の方から「イメージしていた以上のデザインでとても嬉しく思い、採用させていただきました」とのコメントを頂いています。このリーフレットは実際に印刷物として採用され、大阪市ふるさと寄附金のアピールに活用してもらうことになっています。

 

 制作者の田中さんに今回の作品制作についてインタビューを行いました!

田中さんの作品

作品について教えてください!

 授業で公募の案内があり、今回の作品を作りました。先生からいくつか条件を提示されていたこともあり、「大阪市」を一目見てイメージできるようなイラストをどのように描いていこうかとても悩みました。

 私はパッと見てわからないような細かいところまで作りこむことをポリシーにしているので、今回もそこはこだわりました。たとえば、電車の色味ひとつでも、大阪市の主要な交通機関の一つである環状線のカラーのオレンジを使ったり、大阪市の形を描くときも特徴的な港区の形がきれいに表現できるように気を配ったりしました。

先生からもアドバイスなどはありましたか?

 そうですね、先生方はよく「プロは余白を大切にする」とおっしゃるのでそれを参考にしました。「大阪市ふるさと寄付金」という文字も、そのまま配置するのではなく、情報として一番大切なのは「大阪市」の「寄付金」であることだと理解し、「ふるさと」というひらがなを少し小さめに描きました。そこにできた余白をもって、無意識に「大阪市」と「寄付金」の文字に目が向くように小さな仕掛けを施しました。

 授業中によく先生が仕事をする上で大切にすることを、リアルに教えてくださるので、とても参考になります。

今後の目標を教えてください!

 今回の作品は、正直もっと細部まで作り込ができたのでないかなと自分では思っています。今後も今回の反省を生かしながら様々な制作に取り組み、たくさん人の目に触れられるような作品作りができるようにがんばります。そして様々な賞を受賞することが目標です!もともと、自分がデザインしたものを評価されると嬉しくなるので、もっともっといろんな作品を作ってアピールしたいです。

 私はこれから就職活動をしていくので、まだ漠然としていますが将来は有名なものの広告も任せてもらえるようなデザイナーになりたいと考えています!これからもがんばります!!