OIC海外研修プログラム2019説明会&講演会「グローバルに働くこと」開催

 OICでは毎年8月に語学研修をベースにした約1か月の海外研修を実施しています。学校から費用の一部補助を受け、選抜された10名の学生がアメリカやカナダで過ごします。

 10月29日(月)に来年に向けたプログラムの説明会と海外研修に関連した講演会を実施しました。

 講演会「グローバルに働くこと」では、パナソニックヨーロッパ(株)で勤務されていた大学講師の田中智幸先生にお越しいただき、講演をしていただきました。以下は参加した学生のレポートです。

 田中先生からはグローバルに働くことの重要性について、これからの日本やアジアの成長、今後の企業活動の変化、仕事がボーダレスになっていく事について話していただきました。特にアジアがどのような成長を遂げているか、IT分野において具体的にどのように仕事がボーダレスになっていくか、それによってどんなメリットがあるかなど詳しく話していただきました。グローバルに働く事例として、海外事業、外国人同僚、外資で働く、海外駐在、外国で就職の5つのパターンを事例の中で、どういう風に外国人と関わるかなども含め紹介していただきました。

 

 また、米国企業との協業した話や、ドイツで3年間駐在した際の関わったプロジェクト、職場、同僚、現地生活など笑いも交えながら細かく教えていただきました。


 最後にグローバルに働くために何をしておけば良いか。外国人と意思疎通の機会を持ち経験値を高めること、黙ってしまわないで英語をとにかく喋りわかる範囲で少しでも情報を伝えること、日本と海外の違いについて、特に自己責任の部分や、仕事への考え方や価値観の違いを知ることが大事とお話しいただきました。

 OICの学生たちにとって、英語を学ぶモチベーションアップ、また来年度の海外研修に前向きに検討するきっかけにすごくなったと思います。田中先生にはとても興味深い話をたくさん伺い感謝しています。

 

 当日は学生・保護者の方含めて20名以上の参加がありましたが、皆さんとても熱心に講演や説明を聞いていました。次の週から始まった海外研修準備対策講座には参加者のほとんど全員が申込み、海外に関する基礎知識と英語の学習を受講することになりました。来年も意欲的な学生が海外研修に参加し、グローバルに視野を広げてくれることを期待します。