2020年7月13日

 

在学生・保護者の皆様

大阪情報コンピュータ専門学校

校長 原辺 隆吉

 

新型コロナウイルス感染拡大状況に対応した、授業実施方式の変更について

 

 この間の首都圏や関西圏を中心とした新型コロナウィルス感染者数の再拡大の傾向を受けて、対面授業の中止と実施方式の変更について下記のとおり定めましたのでお知らせします。

 

 5月25日の緊急事態宣言の解除後、本校は前期全期間を通して遠隔授業を基本として実施することを決定するとともに、6月8日以降は感染防止対策を前提として、施設の一部利用再開、分散登校の実施等、段階的に登校を伴う教育活動を再開してきました。また、7月6日以降は、教育目標をより効果的に達成するために、遠隔授業に加えて、実技・実習授業に限定して対面授業を追加して実施しています。

 

 しかしながら、東京都における新規感染者数は7月に入り連続して200名を超えるとともに、7月10日には過去最多となる243名となり、大阪府でも7月12日に緊急事態宣言解除後では最多となる32名の感染が確認されるなど、再び感染が拡大しつつあります。とりわけ、20~30代の若い世代の感染が多いことも懸念され、複数の大学・専門学校でも学生の感染が発生し、休校措置が取られるなどの事例も伝えられています。

 

 本校は、このような感染拡大状況を深刻に受け止め、現在、「実技・実習授業に限定して追加実施している対面授業」を7月20日(月)以降、「オンラインによる双方向授業」に切り替えて実施することとします。「オンラインによる双方向授業」により「対面授業」で目指す教育効果を可能な限り維持していきたいと考えます。対面授業については、登校機会が限られる中で学生の皆様もたいへん楽しみにしており、また、高度な専門技術の修得や学友との交流のために教育上も非常に有効な教育手段であると考えており、中止することは苦渋の決定ではありますが、すべての学生・教職員の健康と安全のために、ご理解くださるようお願い申し上げます。なお、対面授業以外の教育活動(学内企業説明会・面接練習等)については当面継続することとします。また、以上の対応につきましては、さらに感染状況が悪化した場合など情勢の変化によってその内容を変更する可能性もあります。

 

 学生の皆様には、若い世代での感染拡大傾向が見られることをご理解いただき、自身と周りの人々の健康と安全を守るために必要な行動の徹底をお願いいたします。

 

 今後も、本校は①学生・教職員の健康と安全を最優先とする感染防止対策と②「未来の産業社会で活躍できる中堅技術者の養成」という教育目標の達成を両立させながら、慎重に教育活動を実施していきます。学生・保護者の皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。

 

 なお、7月20日(月)以降の「オンラインによる双方向授業」の受講方法の詳細は後日、Gmailでお知らせいたします。