【コンテスト】第9回 全国専門学校ゲームコンペティション アイデア部門 入賞!

 2021年2月、一般社団法人全国専門学校情報教育協会主催の「第9回 全国専門学校ゲームコンペティション アイデア部門」にてゲームプランナー専攻2年生の田中大希さんの作ったゲーム企画書が入賞しました。

「全国専門学校ゲームコンペティション アイデア部門」はゲーム企画書の新規性・独自性、ゲームデザイン、企画書完成度の3項目で審査され、第9回の応募数は219作品。その中で、田中さんは4位に入賞しました。

 

 今回の入賞について、インタビューを行いましたのでご紹介します。

─どんなゲームを企画しましたか?─

 『回転!救難マンション』は回転パズル+脱出ゲームをコンセプトにスマホゲームとして考えました。災害から住民を守るために、マンションの各フロアをスライド操作で回転させ、バルコニーの避難ハッチや非常階段から住民を避難させるゲームです。

─企画書を作るうえで一番こだわったところはどこですか?─

 この企画書で一番こだわったところは、フロアを回転させることで何が起こるのか、というところです。例えば、災害が発生した場合、回転の方向によっては避難するどころか被害を広げてしまう場合もあります。このゲームのメインとなる部分なので当然ですが、回転させるという操作をどこまで面白いアイデアに繋げられるかがすごく重要でした。

─先生からはどんなアドバイスを受けましたか?─

 先生からは、ゲームのプレイ画面を何ページ目に配置するべきかなど、悩んだその都度、アドバイスを頂きました。他にも、企画書の文字色やレイアウト面において見づらい部分を指摘してもらうことで、より分かりやすい企画書を制作することが出来ました。

─今後の目標を教えてください─

 企画書を作ってきた中で、これまではアイデアを重要視していましたが、はじめて企画書を読む人に強いインパクトを与えられていないと感じていました。これからは、自分の考えたアイデアをより見栄え良く表現できるように、デザインのセンスも磨き、企画書を読んだ人の心に残り続けるようなものを作っていきたいです。

 そして、卒業までには企画書だけでなくCGモデリングや動画制作のスキルも身につけていきたいと考えています。