2021年4月13日
在学生・保護者の皆さま
大阪情報コンピュータ専門学校
校長 原辺隆吉
副校長 呉本能基
新型コロナウイルス感染急拡大を踏まえた授業の実施方式の変更について
新型コロナウイルス感染症については、大阪府において連日のように感染者数が過去最多を更新するとともに、重症病床使用率が80%を超えて医療非常事態宣言が発出されるなど深刻な状況にあります。このような感染の急増は変異株によるウイルスの蔓延が原因と考えられており、従来型より感染力が強く、若年層でも重症化につながりやすいという指摘もあります。
本校が目指す職業実践教育において、「教員による対面実習」や「学生同士の共同作業」がひときわ重要であることから、2021年度は原則、全ての授業を対面方式で実施することをめざしておりました。しかし、現在の感染状況を勘案して、学生・教職員とその家族の命と健康を守るため、苦渋の決断ではありますが、現状では全面対面授業を見直さざるを得ないと判断しました。
つきましては4月19日から、感染リスクを軽減するために授業の受講人数を半数とした「ハイブリッド授業方式」に変更いたします。「ハイブリッド授業方式」では、すべての授業は時間割通りに実施し、教室で対面授業を受講するグループと、自宅でリアルタイム双方向型のWeb授業を受講する2グループに分かれます。この2グループは隔日で入れ替わる形式で授業を実施します。
<ハイブリッド授業のイメージ>
講義科目を自宅で受講する場合、自分のPC画面で教員の顔やプロジェクタ画面などを見たり音声を聞いたりできます。同時に、自分から教員に質問もでき、音声が教員に届きます。例えば、出席確認も自宅で挙手、返事することで行います。
実習科目を自宅で受講する場合、自分のPC画面で教員のPC画面を共有しながら、プログラミングや2D・3DCGの操作を学びます。教員は状況に応じて自宅学生のPC画面を教室で確認しながら指導します。
尚、ハイブリッド授業の詳細については学生向けポータルサイト(ユニバーサルパスポート)に掲示するとともに、改めてクラス担任から説明いたします。
ご自身の健康を守るため、ご家族や友人の健康を守るため、そして感染によって学びの機会を奪われないためにも、ご理解、ご協力下さいますようお願いいたします。
以上