【コンテスト】第10回全国専門学校ゲームコンペティション アイデア部門入賞!
2022年2月、一般社団法人全国専門学校情報教育協会主催の「第10回全国専門学校ゲームコンペティション アイデア部門」にてゲームプランナー専攻1年生の坂本多教さんのゲーム企画書が3位に入賞しました。
─どんなゲームを企画しましたか?─
今回の企画書「メイリアン」のテーマは宇宙人で、成長する敵から逃げるをコンセプトにしたスマホゲームです。敵であるエイリアンは成長しながら学習し、戦術を組んだり姿を変えるなどしてプレイヤーを追い詰め、プレイヤーは助けが来るまでの時間そのエイリアンから逃げるという内容です。
楽しませる要素としてプレイヤーはただ逃げるだけでなく、武器を使用できたり、ステージである宇宙船のタスクを追加しました。友達と協力して遊ぶこともできるので、一人でも複数でも遊べるゲームとなっています。
─応募したきっかけは?─
1年間ゲームプランナーの勉強をしたので、その1年の集大成として自分を試してみたくてチャレンジしました。入学するまで、右も左も分からない状態だった自分が1年を通してどれだけ成長したのか知りたかったからです。
─先生や先輩からはどんなアドバイスを受けましたか?─
まずこの作品に関わってくださった先生方、先輩方、友人に感謝したいです。ありがとうございます。
アドバイスとしては先生方には構成からアイデア、考え方や見た目などを助言して頂きました。先輩方には作品を作るうえでの具体的なロジックや実際に先輩方が使用している有益な資料などを教えて頂きました。
また2次審査ではほとんど経験のないプレゼンがあり、そこでは普段受けている“コミュニケーション技法”の授業が役に立ちました。
─頑張った点は?─
こだわったところはSF作品特有のワクワク感をどうやって企画書で出すか、というところです。アイデアはもちろん、文字のフォントや大きさ、色、キャラクターの見た目などいろいろ悩みました。
─将来の夢は?─
ゲームディレクターになってゲーム業界の最前線で活躍したいと思っています。その夢にはまだまだ足りないことばかりですが、1つずつ乗り越えていきたいと思ってます。その一つとして、最近ゲームプログラミングの勉強も始めました。将来ゲーム会社で働くことを想定したときに、ゲームプログラマーの方が話す内容を理解しやすいと思ったからです。
─同じ分野を目指す高校生に一言─
自分の好きなことでもいざ実行しようとするとなかなかできないことが多いです。それでも、最後までやりきることが大切だと思っています。例えば、今回の企画書を制作するときも、アイデアを絞り出して、それを改良して、また絞り出して…の繰り返しで大変でした。
ただ、やりきることで今までの自分より確実に成長していくので、その成長を楽しんで下さい。