【学校行事】『第2回留学生日本語スピーチコンテスト』を開催しました!

 2026年2月5日(木)『第2回留学生日本語スピーチコンテスト』を開催しました。
 本コンテストは、「学習意欲の向上」「語学能力だけでなく自己表現や構成力の育成」「聞き手の多文化理解の促進」を目的としています。
 1年生の日本語科目内で予選を行い、約90名の中から上位12名が決勝に進出し、中級の部、上級の部のレベルに分かれ、共通のテーマ「身近な時事問題」に沿って発表を行いました。
 決勝当日は、たくさんの教職員や友人たちが応援に駆けつけてくれました。また、留学生たちが1年前まで通っていた日本語学校の先生方もご招待し、発表者たちは成長した姿を恩師に見せることができました。

 見事受賞した留学生4名のスピーチの概要をご紹介します。
 ※賞は、中級の部:最優秀賞、上級の部:最優秀賞、優秀賞、特別賞、の4つです。

中級の部・最優秀賞:LANKAPELIGE SUBHASH NADEERA DARMAWANSA(スリランカ)

  • 「スリランカと日本の就職の違い」

 スバーシュさんは日本での就職を目指しているためこのトピックに関心を持ちました。スリランカの就職の長所・短所、日本の就職の長所・短所がありますが、両国の良いところをあわせた働き方が増え「国や文化の違いをこえて働ける社会になることを期待して」いると発表してくれました。

上級の部・最優秀賞:KUSTER MARTIN(スロベニア)

  • 「同調の代償」

 「同調」による心へのプレッシャーと日本においての同調圧力の強さを母国であるスロベニアと比較し、自身の体験や考えを交えながら自分で考えることの重要性を語ってくれました。心の歪みの原因がマーティンさんの素直な視点で語られ、同調の中にいる自身にハッとさせられるスピーチでした。

上級の部・優秀賞:NADIM(バングラデシュ)

  • 「カスタマーハラスメント」

 日本で長く問題になっているカスタマーハラスメントを、バングラデシュでのサービスと比較しながら自身の日本でのアルバイト経験を交えてお話ししてくれました。お互いを尊重し相手の立場を考えることは、社会の様々な場面で重要であることを、ナディムさんの気持ちのこもったスピーチが思い出させてくれました。

上級の部・特別賞:SAUNG YUYA HAN(ミャンマー)

  • 「外国人増加に関する日本人の意見」

 ニュースで「外国人が増えるのは嫌だ」という一部の日本人の意見に傷ついたユさん。日本ではルールを守ることが重要視されるため、日本のルールに不慣れな外国人に対して、この考えを持つ人がいることを知りました。しかし、ユさんは自身の経験から外国人と日本人は協力し、「違い」を認めて共存・共栄できると信じています。

OIC国際交流促進へ

 第2回となった留学生日本語スピーチコンテスト、今年も留学生の日々の頑張りや思いを学校全体に届け、OICの国際交流の促進を深めるとても大切な機会となりました。私たちに感動を与えすばらしいスピーチを届けてくれた留学生に心からの敬意を表します。
 留学生日本語スピーチコンテストが新たな伝統となるよう、来年度以降も留学生のみなさんの活躍と成果を期待しています!

上級の部・最優秀賞受賞者のKUSTER MARTINさん

発表者たち

昨年度受賞者の2名が司会をしてくれました!