「ベヨネッタ2」などを手がけるプラチナゲームズが来校!

 8月11日(祝)、「ベヨネッタ2」「NieR:Automata」「メタルギア ライジング リベンジェンス」など、数々の人気ゲーム開発を手がけるプラチナゲームズ株式会社から、3名のクリエイターをお招きして、ゲームクリエイタートークライブを開催しました。

 トークライブにお越しいただいたのは、プラチナゲームズのリードVFXアーティストの田中孝治様、リードプログラマーの平手聡様、リードキャラクターモデリングアーティストの舟橋英志様です。

 

 会場となった9Fアクティブラーニングホールには、OICの在校生をはじめ、高校生の皆さんなど100名を越える参加者が集まり、熱気に包まれるなかトークライブが始まりました。

プラチナゲームズ株式会社について

 初めにVFXアーティストの田中様から、プラチナゲームズの会社説明と、ゲーム業界の職種に関するプレゼンテーションがありました。

 まず、「パブリッシャー」や「デベロッパー」などゲーム会社の分類を説明された上で、プラチナゲームズは主に家庭用ハイエンド機向けのゲームの企画・開発を行う独立系のデベロッパーであり、「ユーザー満足度世界一のゲームスタジオになる」ことを目指して、日々ゲームづくりに取り組んでいることが紹介されました。

 

 その上で家庭用ゲームができるまでの流れを、構想から企画→プロトタイプ制作→本制作と、それぞれの工程を高校生の皆さんにも分かりやすく説明して頂きました。一つのゲームのバグチェックだけでも5,000カ所以上あり、バグにもランクがあって対応が異なるなど、リアルに制作現場の雰囲気を実感することができました。

アーティストとプログラマーの概要

 次にゲーム制作に携わる各職種について、プラチナゲームズにおけるアーティスト職とプログラマー職を例に説明されました。アーティスト職だけでも、「コンセプト」「エンバイロメント」「キャラクターモデリング」「モーション」「VFX」「UI」「シネマティック」など細分化されており、それぞれの業務の内容や必要な技術を知ることができました。

 

 またプログラマー職においても「アプリケーション制作」「システム制作」「ツール制作」など役割分担があり、料理作りに例えて分かりやすくお話頂きました。

在校生の質問に対する回答

 トークライブの後半は、OIC生や高校生がプラチナゲームズ様に聞いてみたい内容について、質疑応答の形で進行しました。

 学生たちの素朴な質問の意図をくみ取り、リアルで真摯な回答を頂くことができました。また、ゲーム業界で働く厳しさややりがいについて、パネラーの皆様の経験に基づいた嘘みたいなホントの話なども交えながら、まさにこの場でしか聞けない回答を、率直かつ丁寧にお答えいただきました。

 その回答における言葉の端々から、プラチナゲームズ様の社風を感じ取ることができるような、そんな講演会となり、学生たちは目を輝かせて話を聞き、必死にメモを取る姿も多く見られました。

 今回の講演会は将来ゲーム業界をめざすOIC生や高校生の皆さんにとって、大きな励ましになったと思います。

 

 お忙しい中、ゲームトークライブにお越し頂いたプラチナゲームズの皆さまに、この場をおかりして、改めてお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。

プラチナゲームズ株式会社