OICでは2014年から北米で約1か月間過ごす海外研修プログラムを8月に実施しています。今年の海外研修は、世界的に有名なカナダ・トロント大学のELP(English Learning Program)に参加するプログラムで選抜された10名の学生が参加しました。
 8月の海外研修に向けて前年11月から計10回の準備対策講座、4月から計10回の直前対策講座で現地で必要な実践的な英語と海外渡航に関する基礎知識を身に付けます。
  学生も現地に着いたときはさすがに不安でしたが、トロントの人々のあたたかいフォローもあり、先生やクラスメイト、ホストファミリーと様々な交流をすることができ、充実したトロント生活を送れました。初めて海外に行った学生も、自分に責任を持って積極的に行動することなど、多くのことを学んで自分の成長につながったと思います。帰ってからも「楽しかった!また行きたい!」と多くの学生が感想を話していました。

【参加者より】 ITスペシャリスト専攻 2年 山脇 良介


 私は、今回の海外研修で初めて海外に行きました。最初海外研修の案内が来た時、なかなか興味を引く内容だったので応募してみましたが、実際私は全くと言っていいほど英語がわからないのです。一応事前に英語講座があったので講座を受けることにより安心感はありましたが9割は勢いでした(実際英語が多少わからなくてもなんとかなりました (笑)。

 

しばらくして現地の学校が始まると最初にクラス分けテストがありました。テストは最初にペーパーテストがありそのあとに面接試験があります。面接試験は大変でした。クラス分けテストが終わり、クラスが決まると同じクラスにはどんな人がいるだろうとどきどきしました。ですが5段階のレベルに分かれたクラスで私は初歩のベーシッククラスだったせいか周りは全員日本人の学生でした(笑)

 

 今回の海外研修はいろんな意味で物事に対する見方が変わりました。日本と海外の違いを実際に体験することで、自分自身の視野がかなり広がると私は思います。もしチャンスがあれば海外それもカナダで働くことができればなと考えています。

【参加者より】アートディレクター専攻 2年 伴 直己

 私は、今回が初めての留学で、英語も単語を少し知っている程度のレベルでコミュニケーションを取れるかすごく不安だったのですが、自分に伝えたいという意思さえあれば向こうも汲み取ろうとしてくれるので、しっかりと伝わります。また、相手の言っていることもなんとなくわかります。この感覚は実際に行ってみればわかると思います。

 そんなちっぽけな不安から1ヶ月がスタートしたのですが、向こうでの生活はものすごく新鮮で楽しく、本当にいろんな人と触れ合うことができました。初めて行った留学先がカナダでよかったと心の底から思えました。
 

 私が、この海外研修の一番よかったと思うところは、学内や街を歩いたり、カナダでできた友達と遊んだりするのが「日本で勉強するどんな英語の授業より一番勉強になる」というところだと思います。


「たった1ヶ月で」と思うかもしれませんが、1ヶ月経って帰ってきてから英語の映画を観ると、自分の成長が一番感じられます。「聞き取れる」という喜びが自分の中で生まれるので、英語を勉強しようというモチベーションにも繋がると思います。
私は、この1ヶ月は自分にとって本当に価値のある1ヶ月を過ごすことができました。