【学校行事】2018年度優秀者表彰式・祝賀会を開催しました!

 2019年2月25日(月)、シェラトン都ホテル大阪4階 浪速の間にて「2018年度優秀者表彰式・祝賀会」を開催しました。

 難関国家資格に合格した学生や、学生作品展「メディアフロンティア2019」、外部コンテスト等において高い評価を受けた学生たち134名が一堂に集いました。2018年度は「メディアフロンティア」に「システム開発演習 規定課題部門」が新設されたことや、外部コンテストでの入賞者数が過去最多ということもあり、参加対象学生は過去最多の人数となりました。

 

○優秀者表彰式

 スーツやドレス等、お祝いの場に相応しく華やかな装いで集まった学生たちは、学内とは異なる特別な会場と厳かな雰囲気に少し緊張した様子でしたが、友人や先生と言葉を交わし、晴れやかな笑顔で表彰式に臨みました。

 第1部の表彰式では、本年度の優秀者134名の中から選ばれた『最優秀者』3名、『優秀者』10名に表彰状と記念品が授与されました。高度情報処理技術者試験の合格者や学生作品展のグランプリ受賞者など、いずれも素晴らしい成果によって選ばれた13名は、学業面だけでなく、クラブの部長をつとめたり、オープンキャンパスのスタッフとしても活躍するなど、積極的に学生生活を充実させている模範的な学生たちです。彼ら彼女らの地道な努力や周囲へ貢献する姿勢に、会場からは惜しみない拍手が送られました。

 

○祝賀パーティー

 緊張感のある表彰式の空気から一転し、会場の中央へホテル自慢の料理がずらりと並び、お待ちかねの祝賀パーティーがスタートしました!ホテルシェフによるオムライス、クレープシュゼットの実演メニューや色とりどりの料理とスイーツに長蛇の列ができるという、毎年おなじみの光景が今年も見られました。美味しい料理や飲み物を囲み、学生たちは学年やクラスを越えて交流しました。

 また余興として、マジシャンのスージーさんによるマジックショーを披露していただきました。左右の手に持つ大きなトランプが、交差する度に段々と小さくなっていくマジックなど、目の前で繰り広げられる予想も付かないマジックに会場からは驚きと歓声があがりました。学生がステージに上がりダンスを踊りながら行うマジックにも会場内は大いに盛り上がりました!

○学生作品紹介

 本校で毎年2月に開催する学生作品展「メディアフロンティア」において、グランプリおよび最優秀賞を獲得した6作品を、制作した学生たち自身に披露していただきました。

 研究所の書庫をイメージして描かれた静止画CG・イラストレーション部門の「エアリアル研究所」では、制作者した学生の好きな「青色」「魔法」「星」をテーマとして、少女を中心に本や椅子が浮いている不思議な空間が織り成されていました。

 ゲーム部門では、一つ一つの動きが精密に作られた3Dキャラクターによって繰り広げられる「ソウルフレンズ」が最優秀として選ばれました。主人公と仲間の力で様々なギミックを攻略していくという臨場感溢れる作品でした。

 「メディアフロンティア」において、グランプリとなったアニメーション・映像部門の作品「死んで花実が咲くものか」では、学生とは思えない発想力と編集力、撮影力で、命と等価になりうるものはない、「命の重み」を視聴者の心に訴えるグランプリに相応しく素晴らしい作品でした。

 どれも個人やチームの発想が光る作品で、学生たちはこれまでに培ってきたプレゼンテーション能力をしっかりと発揮し、作品のコンセプトや見所をわかりやすく伝えてくれました。

 どの作品も審査員である企業の方々から高い評価を受けており、本校の実践的な「ものづくり」教育の成果が表れていました。今年度も多くの学生が目標に向かって努力し、それらが見事に実り、多くの成果に結びついたことを教職員一同大変嬉しく思っております。「努力」は言葉にすることは簡単ですが、実際の行動に移すことはとても難しいものです。上手くいかないことや辛いことも時にはあったと思いますが、それでも大きな目標を掲げ成し遂げたこと、そしてその喜びを仲間と分かち合った経験は、必ずこの先の人生の大きな糧となるでしょう。次年度も本会へ多くの学生が集い、ともに喜びを分かち合い、学びへの意欲をさらに高める機会となるよう期待しております。

 学生のみなさん、来年もぜひこの場でお会いしましょう!