2020年8月7日

在学生・保護者の皆様

大阪情報コンピュータ専門学校
校 長 原辺 隆吉
副校長 呉本 能基

 

2020年度後期授業について

 

 この間、学生の皆様には慣れない環境で苦労されることが多い中、意欲的に本校の遠隔授業に取り組んでいただき、本当にお疲れさまでした。皆様の努力のおかげで前期授業もあと1週間を残すところとなりました。在学生並びに保護者の皆様には、この間の本校の学校運営へのご理解とご協力に感謝申し上げます。

 前期期間中の「遠隔授業に関するアンケート」では様々な意見を頂きました。その中には遠隔授業に関する要望とともに対面授業実施への期待も数多くありました。また、通常の学校生活での友達作り、教員からの実践的スキルの修得などができていないことによる不安などもありました。これらの意見は後期授業に反映させ、積極的に工夫と改善を行い、その充実に一層努力いたします。

 つきましては、現時点での後期授業についての考え方と方針をお知らせします。

 後期授業については、感染予防・衛生管理と教育活動の両立という基本方針を継続します。これまでの感染予防対策の経験を活かして、さらに改善・強化しながら、「未来の産業社会で活躍できる中堅技術者の養成」という教育目標の達成、具体的にはプログラマ・SE、コンテンツクリエイターのスキル修得のために対面授業の導入・拡大を追求したいと考えます。さらに、後期期間では前期期間で実施しました自習形式の「オンデマンド方式」の授業ではなく、通常の時間割通りに授業を実施し、クラスメイトと一緒に学習できるようにしたいと考えております。

 そのため、すべての後期授業において「教室での対面授業」と同時並行での「リアルタイム双方向型のWEB授業」の併用方式を予定しています。リアルタイム双方向型のWEB授業の経験はリモートワークの導入が進むIT・クリエイター業界で将来皆さんが活躍する上でもきっと役に立つものと考えます。

 上記を踏まえ、後期授業については、情報通信技術(ICT)を駆使して対面授業とリアルタイム双方向型のWEB授業を同時実施することにより、専門スキルを実践的に身につけて頂きたいと考えています。具体的には以下の通り実施することとします。

 

1.後期授業について

 ・ 後期授業は感染予防対策を講じた上で、対面授業とリアルタイム双方向型の授業を併用します。

 ※同一回の授業において対面授業の受講者数は、3密を避けるために20人規模とし、その他の学生は同時にリアルタイム双方向型のWEB授業として受講します。

 ※原則的にすべての授業において実施する予定ですが、詳細については8月28日(金)を目途にホームページやGmail等でお知らせします。

 

2.後期授業期間の変更について

・ 後期授業の期間は9月28日(月)から1月29日(金)とします。

 ※なお、これらは現時点の方針であり、今後の新型コロナウイルス感染症の拡大状況等を総合的に勘案して、変更する場合があります。