【Civictech Challenge Cup U-22】「株式会社中川政七商店」企業賞を受賞しました!!

「Civictech Challenge Cup U-22」(通称CCC U-22)において、システムエンジニア専攻2年の倉田 紗奈さんのチーム(River Potter)が企業賞を受賞しました。

「Civictech Challenge Cup U-22」とは、一般社団法人コード・フォー・ジャパン(Code for Japan)主催の、2020年度から始まったエンジニアリングやデザインなどのスキルを持ち寄って、社会課題や地域の困りごと、自分の「あったらいいな」にチャレンジする学生向け開発コンテストです。

 

大賞・企業賞・特別賞(オーディエンス賞)が設けられており、その中の企業賞は、株式会社クリーチャーズ、アマゾンウェブサービスジャパン合同株式会社、株式会社セールスフォース・ジャパン、株式会社中川政七商店、英治出版株式会社、一般社団法人コード・フォー・ジャパンの6企業が優れていると評価した作品に贈られます。

 

参加者171名、参加チーム35組の中から倉田さんのチームは、「株式会社中川政七商店」企業賞を受賞!!

受賞した倉田さんにインタビューを行いましたので、紹介いたします。

 

~応募のきっかけは?~

Flutter大学※の、”一緒に学ぼう”というコミュニティで知り合ったメンバーが「Civictech Challenge Cup U-22」への参加を誘ってくれて、まだコミュニティに参加して間もなく、不安もありましたがおもいきって参加してみました。学校も、技術レベルも違うメンバー4人での作成活動は刺激もあり、楽しかったです。

※ Googleが発表したオープンソースの開発フレームワークである「Flutter」上でのアプリ開発が学べる日本最大級のコミュニティ

~どんなものを作りましたか?~

「どこバス」というAndroidアプリを作りました。

バスの現在地がわからないことで困ったことや、バスの遅延をメンバー全員が経験しており、バスが来ない不安感に対する思いがこのアプリを作るきっかけになりました。

今回はプロトタイプでの作成で、北九州市の枝光地区周辺を中心に作成しました。

こちらの地区を選んだ理由は、今回のメンバーの地元であり、かつ坂が多く近くに駅や学校があるため選びました。

~こだわったポイントは?~

バスの現在地を表示するWEBサイトは存在するものの、地域が限られており、モバイルアプリにバスの現在地を表示するアプリはないので、モバイルアプリならではの通知機能をつけ、遅延情報・乗車履歴に基づいた情報・混雑具合をわかるようにしました。

使いやすさのことを考え、検索バーをGoogleを参考にして作成したり、すぐにマップを開けるようにボタンをできるだけ少なくしました。

また、小さなバス会社でも導入できるように、スマホ1台で済むコストが低いサービスにしました。

 

~開発で、頑張ったことや大変だったことはありますか?~

お互いの事をまだよく知らない、学校も違うメンバーでの作成でしたので、slackでやり取りをし、6月から週に3回ほどmeetsに集まり、進捗状況などを確認しあいました。

頑張ったことについては、”自分ができることを探して取り組む!!”ことを心掛けました。

企画案はみんなで持ち寄り、その中で自分の企画が採用されてうれしかったです。

現在勉強中で、自身の技術力がまだまだ足りず、コーディングにあまり参加できずでしたが、議事録の作成やプレゼン資料の作成は授業でもしっかり学んでいたため、率先して取り組みました。

~最後に同じ分野を目指す高校生へ一言~

「とりあえず”挑戦してみる”ことがなにより大事だと思います。挑戦してみることで、失敗したことがあったとしてもまたそこから学べることもありますし、自分一人では難しくても、周りの友達や先生に頼ってみたり、最終的になんとかなります!!」と倉田さん。

 

今回も思いきって挑戦したことが、すばらしい受賞に繋がったのだと思います。

これからも今後の目標に向かって引き続き頑張ってください!!

改めて倉田さん、受賞おめでとうございます。