月18日より3日間、OIC学内にてメディアフロンティア2012が盛大に開催されました。

 メディアフロンティアとは、ゲーム・CGデザイン・動画・WEB等のクリエイター分野で学ぶ学生たちが、年に一度授業で学んだ技術の成果を、学内・学外 へ発表する作品展示会です。開催13回目を迎える今年も多くの作品が出展され、保護者や企業担当者が多数来場されました。

 審査員からは、出展作品一つ一つにクリエイターとしての技術やデザインセンス、構成に企画力といった専門的評価を多数いただく事ができ、学生たちは真剣 な眼差しで聞き入っていました。将来専門就職を目指す学生には、一層の技術向上を目指す励みと刺激をたくさん受けた作品展となりました。

 厳しい審査のもと、受賞された作品をここでご紹介いたします。

 WEB部門では、WEBデザインコース1年古山夏子さんによる「patisserie Sirop」が最優秀賞を受賞しました。女性ならではの色づかいやセンス、消費者の心をつかむ工夫などが高く評価され受賞にいたりました。
patisserie Sirop

動画部門ではCG映像クリエイター専攻3年、吉川貴弘呂さん他3名による作品「OIC COFFEE」が優秀賞に選ばれました。モデリング・アニメーション・ライティング・テクスチャリング・コンポジット等の技術評価も高く、作品として全体 的にまとまりがあった点が評価されました。
OIC COFFEE

静止画部門では、「3DCG Award2011」フォトリアリスティック部門で入賞した「ミノタウルス」の制作者である、ゲームデザイナー専攻3年谷口純一さんの 「Portfolio」が優秀賞に選ばれました。ZBrushによるスカルプト作品として、細かい皺や皮膚などのディテールや、肌の質感を出すためのマル チパスレンダリングによる合成などのモデリング技術の高さや、コンセプトに沿った雰囲気作りが評価されました。
Portfolio ※一部のみ掲載。

ゲーム部門では、ゲームプログラマー専攻4年の淵本和馬さん他4名協同制作の「Delivery Hill」が優秀賞に選ばれました。フィルター等の表現を含めた様々なチャレンジが施された作品として、またゲーム全体としての丁寧な仕上がりに、初心者 でもすぐにプレイできる完成度の高さが評価され優秀賞に選ばれました。
Delivery Hill

 また今年度からはシステム部門からも多数出展され、無線通信ラジコンや勤務管理システム、防災システムなど多数のシステムが披露される中、ITスペシャ リスト専攻4年永井晃仁さんによる「トゥゲジュール」が優秀賞に選ばれました。Googleアカウントを利用したTODO管理とスケジュール共有は、今す ぐにでも使えそうな程、利便性と今後の可能性を秘めたものとして高く評価されました。
トゥゲジュール

出展者の皆さん、本当にお疲れ様でした。未来のクリエイターを目指し、今後も更なる飛躍を期待しています。

 OICはこれからも、夢に向かい頑張る皆さんを全力で応援します!!

メディアフロンティア 学生作品