2024年7月23日~7月26日の間、「Game Jam」を開催しました。Game Jamは短期間でゲームを制作するイベントのことで、OICでは今回で9回目の開催になりました。1年生から3年生まで合計32名の学生が参加し、プランナー、プログラマー、CGデザイナーが10チームに分かれて3日間のゲーム開発に挑みました!
実際のゲーム開発は『お題』に沿って進められますが、今回は『反射』です。
物が壁にぶつかって跳ね返るのも「反射」、鏡に「反射」、「反射」神経と、様々な切り口のあるお題です。
反射をどのようにゲームに落とし込むかは、プランナーの腕の見せ所になります!
※プランナー:どのようなゲームを作るか、ゲームの企画を考える人。実際に手を動かすプログラマーやデザイナーにゲームの企画を伝え、ゲームを形にしていきます。
※プログラマー:プランナーの考えた企画に沿って、ゲームの動きを作る人。プレイヤーの目には見えないですが、プログラマーの書いたソースコードがないと、ゲームは動きません。
※CGデザイナー:プランナーの考えた企画に沿って、ゲームの見た目を作る人。キャラクターやフィールド等、プレイしていて面白いゲームにはデザイナーのがんばりが欠かせません!
※ソースコード:ゲームを動かすための命令文。キャラクターが動いたり、ダメージを受けてリアクションするのも、ソースコードがないとできません。
GameJam発表会!
3日間の制作を終え、最終的には無事に全チームがゲームを完成させ、発表を迎えることができました。ただし、開発途中はトラブル続出!初めてゲーム開発に挑んだ学生もいたので、せっかく作ったデータを全部消失させたり、開発メンバーが来れなくなったり、バグでないものをバグと勘違いしてムダな作業時間が発生したり、と様々なハプニングを乗り越えての発表会でした。
発表が始まると「何故このような仕様にしたのですか?」「多数のキャラクターをどう制御しているのですか?」等々様々な質問が各チームに浴びせられ、熱気にあふれた時間になりました。
発表が終わると参加者で投票。結果・・・優勝したのはチーム「カタテケン」!おめでとうございます!こちらのチームは「反射神経」をテーマにゲーム開発を進めました。対戦形式のゲームで、「光ったらボタンを押せ!」等の指示がランダムに表示され、速く反応した方が勝つ、というシンプルなゲームです。シンプルですが、指示がランダムなので、次はどういう指示がくるのかドキドキしながら飽きずにゲームを楽しめる所がよかったのではないかと思います。
「他のチームとテーマがかぶっていてオリジナリティを出すのに苦労した」「思った通りの動きが実現できず実装に苦労した」「自分と考えが異なるプログラマーに中々意見が伝わらなかった」「開発人員が当初から半減した」等、様々なトラブルに立ち向かいながらもゲームを制作しました。今回の経験を踏まえて、次回のGame Jamでも楽しくゲーム作りに挑んでください!