【キャリア支援】OIC Career Boot Camp 2012を開催

11月16日（金）から17日（土）にかけて、今年も「OIC Career Boot Camp 2012」を開催しました。この合宿は、学校のキャリア育成支援･就職支援のための取組みで、今回で4回目の実施となります。

　今年は、大阪南港のホテルアカデミアを使用して、2013年度の就職活動に挑む200名を超える学生が参加しました。1泊2日という短い時間でしたが、学校を離れいつもと違う緊張感の中、仲間とともに様々なことに取組み、考えた2日間でした。

初日16日は、各教室に分かれ、グループ演習を行いました。この演習は、双方向コミュニケーションのトレーニングと、実際採用の現場で行われているグループ演習形式の試験について知る目的で実施しました。

　同じOICの学生同士とはいえ、年次も分野も違うメンバーと「初めまして」の一言から演習がスタート。ぎこちない雰囲気が、だんだんと明るく前向きな雰 囲気に変わっていく中で、参加した学生の表情・目の色もぐんぐん変わっていきました。講師の先生からも「学生が変わっていく様子に感動しました！」という 感想が。

　夜は、OB･OGや企業の人事担当の方も合流し、活発な意見交換がなされました。日中の緊張感をいったん脇に置き、お菓子やお茶を楽しみながら、有意義なお話を伺う時間が持てました。

2日目は、午前にマナートレーニングを行い、いよいよ午後には最大の 山場、模擬面接を行いました。総勢60名以上の面接官と200名を超える学生が、より本番に近い緊張感のある雰囲気の中で、模擬面接を行う、というこのプ ログラムは、毎年学生にとっては一番緊張する内容になっています。そして、一番多くの学びを実感できるプログラムでもあります。参加した学生たちは、３回 の面接を通し、面接の難しさだけでなく、自分の言葉で話す楽しさや、自分自身や仲間たちの成長の手ごたえを感じていました。

　参加した学生の皆さん、本当にお疲れ様でした。「合宿に来る前には、面倒だし、知らない人と話すのは嫌いだし、本当にいやでたまらなかった」皆さんが、 合宿を終えるときには「そんな自分が信じられないくらいに変わった」「今後の課題が分かった」「面接が怖くなくなった」「自分の言葉で話すことに自信を持 てた」という感想を持って終われるほど成長しましたね。

大切なのは、型にはまった受け答えではなく、相手への心使いをしながら自分の言葉で自分を表現すること。そして、まずは苦手意識を捨て、「やってみる」こと。このことに気付いた人も多かったのではないでしょうか。

　初めての就職活動で不安や焦りもあるだろうと思いますが、自分の軸を大切にしながら企業様との縁をつなげていくことができるよう、失敗や間違いを恐れず に「めげない心」を持って次の一歩を踏み出してください。OIC教職員は、皆さんの就活の伴走者として、全力で支援をしていきたいと思っています。

　最後に、今回の合宿にご協力いただきました外部講師、社会人、OBGの皆さまに心より感謝申し上げます。